|
■著者の言葉■
はじめに 経営者は、企業の顔である。会社の最大の商品は経営者である。会社が存続し、発展していけるかどうかは、経営者次第である。経営者は、それだけ価値ある存在なのである。
場合によっては、経営者は、会社そのものだともいえる。経営者が何をどう考えて判断し、どのように動かして成果を上げていくか――すべてはこれにかかっている。
だから、「経営者の頭の中にあることが、会社の最大の資産」ともいわれるのであり、経営者には「自分をより高めていく使命」があるのだ。 では、自分を高めていくために何を、どうするか? 本書では、経営者の「経営力」を戦国武将になぞらえて評価している。
経営者も戦国武将も、自分の「心構え・言動」が元にあり、トップの「心構え・言動」によって「社風」が形成される。経営者が考えていることを、社員の協力を得て実現するためには、「心構え・言動」と、「社風」とのバランスが重要なのだ。
そこで本書では、「心構え・言動」と「社風」のバランスを重視しつつ、戦国武将でいえば自分がどのタイプであり、将来的にはどんなタイプをめざすべきかを明らかにしている。 わたし自身が目標としているのは、「地域一番型」の「伊達政宗」である。
仙台藩主だった伊達政宗は、「目標と実践」によって数々の事業経営を行い、その一つの新田開発で成功を収め、六二万石ではあったが、実質的には一〇〇万石の大名であったといわれている。一地域の中で一番になることに、存続と発展の極意の一つがあることを、身をもって証明した戦国武将だった。
だから私は、商品でも技術でも何でもいいから「一番」になることを目標にしているのだ。
経営者が、自分自身の経営力(つまり成功力)を追究し、果断に実行していけば、思いは必ず実現できる」
私どもはこのことを組織理念としてとらえ、経営者が自分自身の成功力を追究するためには、然るべきソフトが必要だと考えて、それを開発した。経営者がこのソフトによって成功力を「ズバリ診断する」ことができ、優れた点・足らない点を自覚するところに、奇跡が生まれてくるはずだ。「成功力追究」を体験すれば、自分に暗示の力がつくからである。
本書では、この「成功力追究」を、読者の皆さんにも体験していただくことにしている。
巻末のハガキにアンケート結果を記入して、投函していただきたい。
ご自分の「成功力」を把握できることで、本書に一〇〇倍の価値があることを実感してもらえることは確実である。
この本が、一人でも多くの「頑張っている」経営者の方のお役に立てば幸いである。
二〇〇一年八月 浅沼経営センター 代表取締役 浅沼邦夫 |