■■本書の目次■■
はじめに
1章 「儲かり続ける」会社をつくる基本戦略
1 会社には寿命がある!
会社の「年齢」がわかれば、戦略が見える/ピラミッド型こそ理想形
2 社歴の長い中小企業の多くは「踊り場」にいる
「踊り場」は高年期を迎えようとしている状態/踊り場状態が続くと倒産することも
3 事業の売上アップをはかる「S字カーブ」
経営力を上げ、顧客離れを食い止める/イノベーションを起こし続ける
4 多角化経営の発想をもつ
新規事業はなぜうまくいかないか/起業家精神こそ成功への道
5 どのタイミングで新規事業を始めるか
市場のライフサイクルに合わせて考える
6 M&Aによる成長戦略とリスク …
「時間を買う」ためのM&A/リスクとスピードは、常にトレード・オフ
7 M&Aで事業売買を行うタイミング
買い手のベストタイミングとは/売り手のベストタイミングとは
8 企業を成長させる戦略の「順序」
基本は「選択と集中」/成長戦略は順を追って
9 PPMを活用して経営バランスを見る
製品が戦略的に管理されているか/その事業は魅力的か
10 PPMと製品ライフサイクルからキャッシュフローを見る・・
今後の事業の方向性を探る/「金のなる木」だけでもダメ
2章 成功するM&Aとは・失敗するM&Aとは
1 「M&Aの成功」とは何か?
買い手の性質で「成功」は異なる/「シナジー」と「投資収益率」がカギ
2 「M&Aの失敗」とは何か?
売上増にこだわるM&Aは、大きな失敗を招く/競争心は企業の「突然死」を招く
3 相手企業の本当の資産は何か?
財務データに頼るな/最大の失敗要因は「人にかかわる問題」
4 事業の多角化は利益率の低下を招く
売上が増えても利益が出ない?/追加的な多角化は利益率を落とす
5 「顧客への価値提供」を踏まえたM&Aを
企業の本来の目的とは/顧客あってこその企業
3章 永続企業に変えるためのいちばん大事な考え方
1 成長する会社と衰退する会社の違い
会社が年老いてしまう原因とは/「生業」から「企業」への転換を/組織力で顧客と向き合う
2 「顧客満足」か「従業員満足」か
永続のカギは「顧客主義」/「従業員満足」という落とし穴
3 永続的な企業にするための優先順位
会社は誰のものか?/長期志向の理念をもつ
4 経営理念の最終段階とは
理念は経営者の志の高さを表す/「従業員のための経営」では経営者が育たない
5 事業承継はスタート段階で考える
「最後に解決すべき」だからこそ最初に/事業承継も成長戦略のひとつ
6 大量廃業時代がやってくる
廃業数は増加の一途/事業承継も戦略的に考える
4章 会社を誰に続けさせるのか?
1 事業承継には資本承継と人的承継がある
最たる問題は「人的承継」/人的承継と資本承継を切り離す
2 人的承継のすべて
子どもに対する承継/役員・従業員に対する承継/経営者をヘッド・ハントする
3 株式公開による事業承継
株式公開のメリット/株式公開のデメリット
4 MBO・EBOによる承継
役員・従業員による経営権の取得/中小企業の事業承継にも有効
5 投資会社への売却――BO・MBI
外部承継のポピュラーな方法/両者のニーズはマッチしているか
6 同業者・事業会社への売却――M&A
外部承継のもうひとつの方法/事業譲渡も視野に入れる
7 誰にとっての事業承継なのか?
事業承継によって、さらに良い企業になるために/顧客は何を望むか
5章 「会社の値段」はこう決まる
1 企業価格の決定方法
企業には「値幅」がある
2 売却価格の上限・下限とは
売り手にとっての最低価格/買い手にとっての最高価格
3 企業価値の算定方法
「コストアプローチ」「マーケットアプローチ」「インカムアプローチ」/その会社を自社でつくったらいくらか――再構築原価法
4 将来のキャッシュフローが価値を決める――DCF法
最も理論的な「DCF法」/社債で考えてみる/現在と将来のキャッシュフローの価値を比較する/DCF法を理解しよう/割引率の算定方法/企業価値と株主価値
5 事業承継対策での買収価格決定方法
中小企業の多くは時価純資産法を利用/営業権評価法も併せて利用
6 デューデリジェンスの意味
M&A前には必ず調査を/企業哲学や組織風土もDDされている
6章 「ROA経営」で企業価値を高める
1 経営改革はここから始める
キャッシュフロー経営の発想が大事/短期的な経営改革のために
2 誰でも使える「ROA経営」モデル
最低いくら稼がなくてはいけないか/ROAを「収益性」と「資本効率性」に展開する
3 ROAを展開すれば「結果」が変わる
「原因」を変えてこそ「結果」が変わる/強い信念をもつ
4 すべてのコストはコントロール可能である
経営者はすべての原価をコントロールすることが必要/改善こそが利益を生む
5 営業プロセスの体系化と「改善」
仕事の本質を見誤らない/「作業」に没頭していないか
6 予算達成までのプロセスの立て方
プロセスのコントロールが予算達成のカギ/結果はすべて自身の問題である
7 改善できているかを測定する
タイムシートによるタイム・マネジメント/「できる人」と「できない人」
8 「原価計算」改革の必要性
分析とフィードバックを徹底する/原価や生産性は総コストで明確にする
9 ROA経営で業績アップ
「個人の目標」と「会社の目標」の整合性をとる/すべては経営者の意識次第
7章 事業継承対策としてのMBO活用法
1 事業承継型MBOの事例
多額の資金調達をどうするべきか/「株式譲渡」によるMBO/「事業譲渡」によるMBO/会社分割によるMBO
2 株式譲渡の際の節税方法
オーナーの手元にはいくら残るか/節税効果を高めるには
3 三角合併の活用法
非上場企業も使える三角合併/対海外企業のみのツールではない
おわりに |