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地主さん、その税金は払いすぎ!

著者:アックス財産コンサルタンツ協会

1,575円

四六判

ISBN4-86063-086-6

【担当編集者のコメント】
 この本では、モデルケースとして会社経営者で不動産管理会社も持つ地主さんの例をあげていますが、相続税対策をやらずに相続が発生した場合の納税額をシミュレーションしたところ、約5億円でした。それが本書でお教えする相続対策を行ったところ、なんと納税額は約半分の2億5000万円に! しかも相続税対策によって、固定資産税や所得税の節税もできるのです。本書は多くの地主さんに役立てていただける一冊です。ぜひ、ご活用ください。

【著者のコメント】
 不動産を持っている地主さんの多くは、「税金が高いなあ」と感じていることと思います。地主さんにかかる主な税金には、相続税、固定資産税、所得税がありますが、最も注意しなければならないのが相続税です。相続税破産に陥らないために、そして何より相続をめぐって家族の間で揉め事が起きないようにするために、相続対策は大切です。本書は、相続対策から節税対策、最適なコンサルタントの選び方まで言及しています。取り返しのつかないことになる前に、ご一読願えればと思います。

【著者はこんな人】
 アックス財産コンサルタンツ協会は、歴史、会員数とともに、日本最大級を誇るコンサルタンツ集団で、資産税ビジネスを中心とした会員組織です。資産税業務を得意とする多くの税理士さんにご入会いただいております。地主さんや資産家あるいは企業経営者の方々の財産形成のためのコンサルティングを行っています。

■■本書のもくじ■■

はじめに


第1章 まず、何よりも大事な相続について知っておこう

相続対策が大切な理由
◆相続の三大ポイント=揉めない/納税資金の準備/節税◆相続対策の第一歩は財産評価から始まる◆相続税は、誰に、どういう計算で課税されるのか◆土地の相続税はどう決めるか――路線価方式と倍率方式◆広大地、不整形地などの場合は減額措置がある◆納税期間は10カ月間。この間に必要な作業は?◆遺産分割は「涙が乾くまでに」が望ましい◆資産分析に必要な資料を集めよう◆相続税額から遡って対策をシミュレーションする◆「事例」実際に見直してみたら、こんなに税金がかかる!

付き合いのある税理士で大丈夫? 相続には相続の専門家が必要だ
◆知り合いの税理士任せでいいのか◆経験が多いお医者さんが本当の名医◆地主さんが持つ税理士への不満とは◆セカンドオピニオンを積極的に聞いてみよう◆専門家を見分けるために、この質問をぶつけよう◆相続税の知識のない税理士も結構いる◆自信のない税理士は、多めに申告してしまう

まず、避けなければいけないのは「争族」
◆こんな時に「争族」になりやすい◆「自分が損した」と思うぐらいが、うまく解決できるコツ◆相続人の話し合いに外野が加わると話がややこしくなる◆二次相続が発生することも念頭に置いておく◆税法上有利な遺産分割の方法とは◆未分割ではこんなにデメリットが◆経験豊かな専門家に相談しよう◆遺産分割の場では「兄弟は他人のはじまり」◆生前対策の話を本人にどうやってするか◆遺言書の書き方と限界◆子供が自ら「遺留分の放棄」をするという手もある◆遺言書を書く時には、借金についても書くのを忘れずに◆せっかく書いたのに、無駄になってしまう遺言書◆遺言執行人を立てて、争いを回避する◆借金を放棄したい時にはどうするか◆借金が後からわかったときには?

 

第2章 やらなきゃ損! 相続税対策 やればやっただけ軽くなる

相続税対策-1
相続税の控除、評価減を活用する 
◆相続税対策の「五原則」
●対策その1 税率区分を下げる
●対策その2 所有財産の評価額を下げる
●対策その3 返済可能な借金を多くつくる
●対策その4 生前贈与で財産を減らしておく
●対策その5 納税資金を用意する──生命保険と自己株式◆養子縁組をして相続人を増やすと納税額が減る◆養子縁組と遺言はセットで用意しておく◆実子が健在だと孫養子への相続税は2割加算される◆自宅の敷地は80パーセント土地の評価が下がる◆小規模宅地等の80パーセント評価減に該当する場合◆相続した子供が別居していた場合は……◆特例をうまく活用するには生前から用意をしておくこと◆事業用の場合は400uまで8割減になる◆税法上有利な土地分割の方法◆不合理な土地の分割は認められない◆土地の売却を予定している場合には◆仲のよい家族であれば子供に財産が貯まるというしくみ◆測量や境界の確定は生前にすませておくと有利◆お墓も生前に買うといい

相続税対策-2
建物を建てて土地の相続税評価額を抑える
◆アパート経営で相続税評価額が下がるしくみ◆建物の価値も建築費の半分程度の評価になる◆さらに人に部屋を貸すことで30パーセント減額に◆一時認められていなかった相続税の評価減◆土地、建物の相続税評価額はこうなる◆相続税をほぼ半分にすることができるようになる◆まずは自己所有不動産と売却不動産の切り分けを◆借金の返済で苦労しているなら、処分してしまおう◆収益性を優先した不動産経営を行う◆人の収益シミュレーションを鵜呑みにしない◆こんな新しい賃貸物件も有望◆親の土地に子供名義で建物を建てると100パーセント課税に◆親が建てた賃貸物件の贈与は現金贈与よりは得になる◆「事業用資産の買い換え特例」も活用する◆値打ちがなくても相続税がかかってくる底地を売却する◆底地を更地すれば有益な資産に生まれ変わる◆「事業用資産の買い換え特例」の実例

相続税対策-3
不動産管理会社には、これだけのメリットがある
◆個人の不動産収入を増やさないために会社を設立しよう◆不動産管理会社の節税効果は意外に大きい◆税金なしで相続人に生前贈与できる◆申告の仕方を間違えると贈与税や譲渡税が発生してしまうことも◆不動産収入が3000万円以上あれば管理会社のメリットが出る◆管理料収入のシミュレーションをしてみる◆節税効果を計算してみると……◆一括借上方式のメリットと注意点◆不動産管理から建物の所有へ◆新築の賃貸物件は会社所有には向かない

相続税対策-4
生前贈与も使い方しだいで相続税対策になる
◆贈与税は本当に高いのか◆生前贈与には四つのパターンがある◆税金を払っても相続税より贈与税が有利な場合◆1500万円までの「住宅取得資金の特例」◆建売やマンションなら土地も含めて特例の対象になる◆家を財産分与しておくことで「争族」を防げる◆「妻の座の優遇税制」とは◆2110万円まで贈与税が控除に◆贈与の相続時精算課税制度はこう利用する◆相続税と精算するので節税効果は生まれない◆早くから財産が手に入るので、子供にとっては便利な制度◆一般的な贈与税の控除枠は使えなくなる◆親子間の貸し借りも贈与扱いになると高額の税金がかかる◆相続時に課税対象にされてしまう「名義預金」とは

相続税対策-5
生命保険加入と自社株の購入
◆納税資金対策は大口の生命保険に加入を◆処分か物納するはずだった土地が、生命保険で生き返る◆生命保険で「争族」も回避することが可能に◆相続税法第24条の規定を利用した生命保険
【コラム1】◆同族会社への貸付金がある場合の処理方法
◆自社株の会社買い取りで納税資金を確保する◆以前は自社株を売ると高い税率がかかった◆自社株式の買い取りは「配当可能利益の範囲内」まで
【コラム2】◆農業を営む人には納税猶予措置がある

物納することは簡単にはできない
◆相続税が払えないと延納か物納になるが……◆物納に向く土地と向かない土地◆ごまかしてもわかってしまう◆「事例」対策でこれだけ相続税が減らせる◆今後の生活、二次相続を考えた配分がカギになる
【コラム3】◆相続税の税務調査はこう行われる

 

第3章 払いすぎに注意! 固定資産税

固定資産税を見直してみよう
◆固定資産税は賦課課税方式◆地価が下がるのに、なぜ固定資産税は上がるのか◆今後も固定資産税は地価動向に関係なく上がり続ける◆建物があれば固定資産税は6分の1になる◆隣の駐車場も建物との一体利用で軽減が受けられる◆こんなケースで固定資産税を軽減できる

 

第4章 所得が増えてきたら所得税対策も忘れずに

相続税対策と固定資産税対策で、所得税を節税する
◆相続税対策後、数年で所得税対策も必要になる◆アパート経営の確定申告の注意点◆滞納家賃も収入として申告する◆キャッシュフローと一致しない経費とは◆減価償却資産を増やすことは所得税対策にもなる◆個人所得の場合でも、青色申告が望ましい◆2005年の申告から、青色申告特別控除額が最高65万円になる◆奥さんに給与を払って所得控除することもできる◆修繕費として扱うことができるものは◆減価償却資産を選択すると次の年から節税できる◆賃貸マンション建築で、消費税が何百万円も戻ってくる場合がある◆所得税の税務調査に来るのはどんな場合か? 
【コラム4】◆税務調査の対象となるのは?

 

第5章 コンサルタントを上手に活用しよう

トラブル回避のコンサルタント選びのポイント 
◆不動産、相続税を専門とするコンサルタントとは◆コンサルティングは専門家集団との共同作業◆コンサルタントの第一条件は、人の話をよく聞くこと◆費用についてもすぐにオープンにする人を選ぶ
◆8項目のチェックポイント
1.人格…常識人かどうかよく見極める
2.知識…ブレーンをコーディネイトできるか
3.技術…外部ブレーンをうまく活用できるか
4.マネジメント…マネジメント能力を備えているか
5.交渉力…交渉事がコンサルタントの本業
◆訴訟に持ち込むのは望ましい手段ではない
6.応用力…状況の変化に臨機応変に対応しなければならない
7.全方位力…コンサルタントの役割は、オーケストラの指揮者
8.調整力…具体的な方策を決める力があるか
◆コンサルティングの実際──都内の地主さんのモデルケース◆売るに売れない貸宅地を抱える◆3億円以上の相続税が発生する◆相続対策をまったくやってこなかった地主さん◆バブル後に多くの地主さんが土地を失った◆最大の問題は遺産分割協議◆相続税を納付するだけでも、現実には簡単にはできない◆測量をするだけでも、こんなに大変だ◆ベストパートナーを探し当てるために

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