■■本書の目次■■
◆はじめに
◆プロローグ 会計に無関心な社長はまず失敗する
一見順調に伸びている会社だったが……/人件費・販管費が多いアンバランスな経営をしていた/
最後はノンバンクからの借入で……/税理士に任せっきりだったBさん/
売掛金の回収が不十分で支払が滞るようになった/「社長失格」と反省し、再びサラリーマンに/
会計の数字からは社長の性格までわかる/数字を見るのは面倒だけど……
◆第1章 試算表の・借方・貸方・がはじめの一歩
POINT1
簿記のしくみを理解すれば経営が見えてくる
01 試算表は翌月5日までにつくりましょう
鮮度の落ちた数字は誰も見たくない/「試算表をつくるのに1カ月もかかる」と困っていたCさん/
概算の数字なら5日で揃えることができた/会計には正確さだけでなく「適時性」も必要
02 試算表の資産・費用・負債・資本・収益の5つを記号を付けて覚えましょう
試算表は大きく5つの部分に分かれる/試算表は「複式簿記」になっている/
1カ月分の試算表をつくってみよう
03 よくわからない「借方」「貸方」、こう考えればカンタンです
「借方」と「貸方」の意味を知ると簿記が楽しくなる!/「借方→左、貸方→右」には理由があった!
04 「売掛金回収」を試算表に記入してみると
売掛金や負債が減ったときの試算表は/取引には原因と結果の因果関係がある
05 試算表のしくみをシンプルに理解しましょう
試算表は貸借対照表と損益計算書でできている/勘定科目はぜんぶ5つに分類される/
仕訳を理解すれば簿記の8割を理解したことになる
06 自計化で会計作業を効率化しましょう
会計事務所に計算を依頼しないで「自計化」すること!/経理本来の仕事である「経営管理」に集中できる/
決算期には精算表を作成する/主な決算書は3種類ある
◆第2章 経営をよくする貸借対照表のツボ
POINT2
貸借対照表では資産の流動性に注目しよう
01 貸借対照表のバランスで資金繰りの先行きがわかります
Nさんからの経営相談――フランチャイズ本部への保証金が原因で資金繰りが悪化/
貸借対照表の流動資産と固定資産/流動負債を固定資産に使ってはいけない!
02 長期借入でいくか、短期借入でいくかがわかります
短期借入は資金繰りを悪化させる/流動資産が多ければ短期借入を、固定資産が多ければ長期借入を
03 銀行からの借入限度額がわかる! 毎月の返済負担がわかる!
会社の返済限度額は「利益+減価償却費」/毎月の返済額を概算で把握しておく/検算してみると……
04 貸借対照表は、ツボをおさえればカンタンです
貸借対照表は写真のように会社の一瞬を写しとる/利益は貸借対照表のどこにあるか?/
低利息の制度融資を利用しましょう
05 貸借対照表で「社長の品格」が見えてきます
「仮払金」の数字が大きければ、あなたの会社はだらしない?/
「貸付金」の項目は、「社長の品の悪さ」を表している?/
「役員借入金」がある会社は、資金繰りがうまくいっていない?/
貸借対照表には社長の決断がそのまま反映される
◆第3章 経営をよくする損益計算書のツボ
POINT3
補助科目を工夫して経費削減につなげよう
01 貸借対照表は写真、損益計算書は動画のようなものです
売上は伸びているのに、利益は増えないんですが……/貸借対照表は静止画、損益計算書は動画
02 損益計算書のしくみはこんなふうになっています
損益計算書も複式簿記で書きます/損益計算書に掲載されている項目を知る
03 利益のなかでいちばん大切なのは経常利益です
収益から純利益まで、利益には多様な形がある/売上総利益から当期純利益までの5つの利益/
経常利益だけは継続的にチェックしよう
04 「社長が見るための」損益計算書をつくりましょう
税務申告のための勘定科目、経営に役立つ勘定科目/補助科目を付ければ、細やかな目配りができる/
私の会社はこうして経費削減に成功した!/固定費削減委員会をつくろう/
補助科目をつけて細かく見れば、経費節減につながります/
損益計算書は社員に公開してムダ使い削減につなげよう
05 経営の武器になるのは`変動損益計算書aです
固定費とは? 変動費とは?/「どれだけ稼げばトントンか」がわかる
◆第4章 やっぱり大切なキャッシュフロー経営
POINT4
7つの方法で資金繰りをよくしよう
01 「現金が足りない?」と思ったときはキャッシュフロー計算書を!
利益を出しているのにお金がない……/帳簿上の利益は多いのに、会社にある現金は少ない/
利益と現金にはズレが出る?
02 会社を潰さないためにキャッシュフロー計算書はとても重要です
資金繰りをよくするためには、キャッシュフロー計算書を使って考えよう/
なぜキャッシュフロー計算書は大切か?
03 キャッシュフロー計算書のしくみをカンタンに説明しましょう
キャッシュフロー計算書を上から下に眺めてみよう/キャッシュフロー計算書を左から右に眺めてみよう
04 資金繰りをよくする方法はズバリ、7つあります
(1)売掛金を徹底回収する/(2)在庫を圧縮する/(3)売上を前受金で受け取る/
(4)買掛金の支払条件を変更する/(5)受取手形を現金化する/(6)仮勘定をなくす/(7)不良資産を現金化する
05 高額な資産の購入は経費削減・資金繰り・節税の3つの視点から考えましょう
営業用に新車を購入する場合の資金調達/車両購入時の費用を車両費と一括して経費扱いにしても大丈夫
◆第5章 経営分析をして、経営に活かすコツ
POINT5
経営分析は基本の3つの数字だけで大丈夫
01 経営は3つの指標を軸にして改善していきましょう
02 「経営安全率」は、赤字に転落せずにすむ余裕度を示します
03 「自己資本比率」は、会社が潰れないという安全性を示します
04 「自由資金比率^」で、資金繰りの状況がわかります
05 社長、決算書はあなた自身の通信簿です
ほかにもまだある経営指標/赤字の要因は社長自身のなかにある/役員報酬を貰いすぎていませんか
◆第6章 さて決算。社長にとって肝心カナメのこと
POINT6
税務調査前に入念に準備をすること
01 税金のことより利益を増やすことを考えましょう
決算期になると、経営者は利益を減らそうとする/
全国の黒字企業は、社員1人あたり平均70万円の利益を出している/
優良企業の社員1人あたり利益は200万円/経営計画は利益から始めて売上高へと積み上げる/
銀行は、利益を出せない会社に融資をしない
02 利益を減らして節税してもよいことはありません
税金は会社が社会貢献している証です/節税をしても必ずしも得にならない/
自己資本比率40パーセントを超えるまで節税は考えなくていい
03 脱税をするような会社はたいてい失敗します
胸に手を当ててドキッとしたら赤信号です/黒字決算を知ってから利益操作に走った社長/
納税資金が足りないときは
04 これが私の決算対策の指導方法です
決算予測と決算対策のスケジュール/決算対策リストを社長に渡して説明すること
05 8つの節税アイデアをお教えしましょう
(1)目標を超えた利益を決算手当として社員に還元する/
(2)福利厚生費・広告宣伝費・消耗品の購入などでお金を使う/
(3)月払いだった保険料を一括で年払いにする/(4)古くなった施設を修繕する/
(5)固定資産の新規購入や廃棄/(6)回収できない売掛金を放棄して貸倒損失にする/
(7)開業費を創業5年目まで償却しない/(8)翌期の経費にすべき当期の消費税を当期末に計上
06 社長、脱税やゴマカシがバレたら信用を失いますよ!
接待交際費には資本金基準と支出基準の2つがある/
接待交際費の新基準「5000円基準」の有効活用をする/社員の信頼も失ってしまいますよ
07 粉飾決算をすると新規借入はいっさいできません
決算書の粉飾は決してしてはいけません/決算書類は1種類だけがあたり前/
粉飾をする前に会社を閉めましょう!
08 正しい会計処理をすることで、税務調査を楽しむことができますよ
税務調査はいつ、どのように行われるか/税務調査のときのために領収書はしっかり書いておこう
09 税務調査を受ける際のポイントをお教えしましょう
税務調査官にどう対応するか/税務調査の1日の流れ/
会計処理が正しければ調査官の指摘に反論できる/税務調査の結果発表
◆エピローグ あなたの会社のファンをつくりましょう
先を見た経営ができていますか/社長の価値観を経営理念にしましょう/
あなたの会社のファン(親衛隊)をつくりましょう
◆おわりに
◆発刊によせて……株式会社アックスコンサルティング
代表取締役
広瀬元義
◆参考文献
コラム(1)会計事務所を選ぶ
コラム(2)会計事務所の上手な断りかた
コラム(3)会計事務所との役割分担は?
コラム(4)会計事務所の本当の仕事とは?
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