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もっと儲かりまっせ。

著者:栗本 唯

1,470円

四六判

ISBN4-86063-020-3

他人がつくった仕組みにのっかるだけでは、儲けていくのは至難の業。「下請け」や「代理店」では儲からないようになっているのです。儲かる商売を実現するには「自前の商品」をもって「自前で販売」するのが一番です。本書は「技術」「業界ルート」「人脈」もないないづくしのところから這い上がって大成功した著者が、自前で稼いでいく実践的ノウハウを明らかにしています。

【本書の内容】
第1章 ストレスから解放される収益アップへの最短距離とは?
第2章 お金も技術もない会社が自社商品をつくる方法
第3章 ちょっとした工夫で「売れない商品」が「売れる商品」に!
第4章 高く売るために「ブランド」にしよう
第5章 「売れるしくみ」をつくり出そう!
第6章 全国から「売ってくれ」と電話が鳴る販売方法

【著者はこんな人】
栗本 唯(くりもと・ただし)
 昭和42年6月生まれ。大阪府羽曳野市出身。京都産業大学外国語学部卒業。岩谷産業株式会社、韓国・三星グループの日本法人である日本サムスン株式会社勤務を経て2000年8月に自然産業振興有限会社を設立。「資金なし」、「営業マンなし」、「業界への人脈なし」という悪条件の中で省エネ機器の代理店を1年で80社開拓するなど、法人向け販路開拓で実績をあげる。この時の経験をノウハウ化し全国のベンチャー、中小企業に発信している。「売上増進研究会」を主宰。

■本書はこんな本(著者の言葉)■
はじめに

なぜ「中小企業」の経営は苦しいのか? 昨今の中小企業を取り巻く環境は、非常に厳しいものがあります。
 いや、厳しいというよりも「悲惨」と言ったほうがよいかもしれません。
 テレビのニュースや新聞、雑誌を見ていると、連日のように倒産や失業、売上不振に債務超過……と、ろくな話題がありません。
 そんな景気の悪いニュースに気が滅入ってくるのを吹っ切って会社に出てくると、待っているのは「売上不振」「赤字幅拡大」「取引先の支払遅延や倒産」「月末の資金繰り」「銀行の貸し渋り、貸し剥がし」と、頭の痛いことばかり。テレビの画面の向こうで起こっていたことが、現実として迫ってきます。
 銀行が悪い、そもそも景気が悪いのだからと、文句を言ってみても、環境のせいにしてみても現実に起こっている問題は一向に解決しません。
 なんとかしなければと、仲間の経営者たちが集まって、一杯飲みながらボソッとつぶやくのが、この一言。
「何か、儲かる商売ってないかなぁ……」
 こう言うと、普通は次のような返事が返ってきます。
「そんなのがあればとっくにやっているよ」
 それで結局は、
「そうだなぁ……早く景気がよくならないかなぁ」
 と愚痴の言い合いになって、街角の居酒屋の夜は更けていくのです。
 こんなことを続けていても、目の前の自分の商売は決してよくなることはありません。
 とは言うものの、思いつきでいろいろな事業や商品に手を出しても、そう簡単にはうまくいかないしくみになっています。
 営業力があれば何でも売れると思っている人もいます。しかし、それも幻想に近いものがあります。
 世の中には「○○セールス」とか「○○マーケティング」なんて本やセミナーがあふれかえっていますが、すべての商売に当てはまるものなどありません。
 もちろん営業ノウハウは勉強するべきですし、私自身、マニアではないかと自分でも思うほどに、この手の本を読みました。それなりに勉強になったと思うし、学ぶべき点もありました。ですから、営業に悩んだら一〇〇冊くらい本を読むことをお勧めします。しかし、それですべてが解決するというわけではありません。
 では、どうすればよいのでしょうか?
 一つだけ確実なことがあります。
 それは「他人がつくったしくみに乗っかるだけでは、儲けていくのは至難の業である」ということです。つまり「代理店」や「下請け」では、死ぬまで貧乏から抜け出せないということなのです。
 もちろん「代理店」で儲けている会社もあります。しかし、儲けているのはほんの一握りの会社で、ほとんどの会社は苦戦しています。「下請け」も以前から決して楽な仕事ではなかったのですが、最近はますます厳しさが増す一方です。
 では、どうすれば「何か儲かる商売」を手に入れることができるのでしょうか?
 それには「自社独自の商品」を持って、「自社独自の販売ルート」を構築するのが一番の近道なのです。
「でも急にそんなことを言われてもなぁ」
 と、戸惑う方も多いかもしれません。
「大企業ならともかく、うちみたいな零細企業が……」
 と最初から諦める方も多いでしょう。
「以前、仲間の企業で開発した商品を商社に持ち込んだけど相手にされなかった。そんなに簡単にいくものじゃないよ」
 こうおっしゃる方もいるかもしれません。
 しかし、小さな会社でも、画期的な技術がなくても、人材がいなくても、売れる自社商品を開発して販路を開拓していくことは、決してむずかしいことではないのです。
 もちろん明日からすぐにってわけにはいかないかもしれません。でも現状を変えないとずっと苦労し続けることは目に見えています。
 以前の私がそうでした。一人しかいない、技術もない、業界へのルートや人脈もない、そんな会社がどん底から這い上がっていった体験をベースにこの本を書きました。
 自社よりもずっと大きな会社から「御社の商品を扱わせてください」と懇願される快感、FAXで次々と注文書が入ってくるあのなんとも言えない喜びを、あなたもぜひ、体験してみてください。そうすれば、あなたの会社も、もっと儲かりまっせ。

  二〇〇三年二月    栗本 唯

■■本書のもくじ■■

はじめに

第1章 ストレスから解放される収益アップへの最短距離とは?

●商社マンが虫けら以下になった日
●一日二〇〇件、営業電話をかけ続けられるか?
●「この商売は儲かるぞ!」の幻想と実情
●夜中の三時に一人でポツンとレジの番
●平日ゴルフをする人間に「コストダウンせよ」と恫喝される日々
●売上を上げれば上げるほど経営が厳しくなる?
●一〇パーセント値上げを通告しても売上を伸ばす営業マン
●寝ていても勝手に注文が入ってくる幸せをつかめ!
●自分の周りをみんながグルグル回るしくみをつくる

第2章 お金も技術もない会社が自社商品をつくる方法

●好きなことをやって儲けよう
●自分のお金で他社の宣伝なんかやってはいけない
●「かたち」をつくれば注文が向こうからやって来る
●あなたの人生は「お金」になる!
●埃をかぶっていた試作品が金の卵に
●「街の発明家」を探せ!
●昔も今もみんな大好き「南蛮渡来の品」

第3章 ちょっとした工夫で「売れない商品」が「売れる商品」に!

●「定価」が高けりゃ何でもできる
●真面目な人のための「ボッタクリ」の勧め
●「印刷屋」を制す者が市場を制す
●カッコイイだけの男がなぜモテル?
●大阪商人の口癖「儲かりまっせ」をパクれ
●新商品、みんなで使えば怖くない
●現代版、「水戸黄門の印籠」があった!

第4章 高く売るために「ブランド」にしよう

●小さな会社だからこそ「ブランド」にならなきゃダメなのだ
●他社の二倍の価格で売る方法
●「京都商法」に学べ
●ブランド化への第一歩は「素材選び」から
●まずは社長が「ブランド」になろう!
●社長はとにかく目立ちまくろう

第5章 「売れるしくみ」をつくり出そう!

●大企業とは喧嘩をするな、真似もするな
●小さな会社のための「日本一!」のつくり方
●買ってくれる人がいなきゃ始まらない
●最初からお金をかけすぎるな
●新規開拓なんてやりたくない人に最適の「リピート商品」
●「お金持ちの会社」と取引しよう
●お客様がたくさんいるところを探せ
●右から左に流すだけのラクな商売のしくみをつくり出す
●「売掛金」をつくらないビジネスモデルを目指せ

第6章 全国から「売ってくれ」と電話が鳴る販売方法

●得意先のピラミッドをつくれ
●むやみに直販にのり出してはいけない
●しんどい営業を人任せにしよう
●三万、三〇万、一〇〇万円の法則
●「お金を出す人のメリット」を考える
●「アメとムチ」を使い分けよ
●この広告で代理店がゾクゾク集まる
●素人を最強営業マンに変える秘訣
●電話営業をパターン化して効率を一〇倍上げる法
●このセールストークで「売ってくれ」と言わせよう
●インターネットで売りまくろう

あとがき

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