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社長の言葉ハンドブック
著者:本間正人 1,365円
四六判 ISBN 978-486063-281-6
【担当編集者のコメント】
ベストセラー『ほめ言葉ハンドブック』の著者である、本間正人さんは断言します。
「社長さんの口ぐせを変えれば、会社は変わる!」
本書では、社員が辞めなくなる、自信を持つ、伸びる、強くなる、社員のモチベーションが上がる、社長との間に信頼関係が生まれる等、さまざまな言葉300以上を紹介します。
お金をかけなくても、社員が変わり、会社が変わるもの――それが、「社長の言葉」なのです。
【著者のコメント】
日本には「言霊」(ことだま)という言葉があります。「言葉には不思議な力が宿っており、発した言葉どおりの結果になる」という考え方ですが、社長の言葉は企業の命運を左右する大きなファクターなのです。
社長が日々のコミュニケーションのなかでポジティブな言葉を口にしていると、社員ひとりひとりが、ひいては会社全体が元気になり、活力ある経営につながっていくのです。
「でも、口ぐせを変えるなんて無理なのでは?」
いいえ、そんなことはありません。
本書では、社長がつい言ってしまいがちな悪い口ぐせと「良い口ぐせ」とを対比させ、さまざまな具体例を挙げながら紹介しています。ほんのちょっと表現を変えるだけで、悪い口ぐせが良い口ぐせになります。
これが行動改革・意識改革の第一歩になるのです。ぜひ本書を活用して、日頃のコミュニケーションを振り返り、プラスのエネルギーで会社をパワーアップしていただければと願っています。

【著者はこんな人】

本間 正人(ほんま・まさと)
東京大学文学部卒業、ミネソタ大学大学院修了(成人教育学博士 Ph.D.)。ミネソタ州政府貿易局、松下政経塾研究部門責任者などを経て独立。数多くの企業・自治体で管理職研修を担当している。「教育学」を超える「学習学」を提唱し、「研修講師塾」を主宰する。NPO法人学習学協会代表理事、帝塚山学院大学客員教授、NPO法人日本コーチ協会理事。NPO法人ハロードリーム実行委員会理事。
著書は、『人を育てる「叱り」の技術』(ダイヤモンド社)、『松下幸之助とEQコーチング※』(祥伝社)、『コーチング入門※』『セルフ・コーチング入門※』『グループ・コーチング入門』(日経文庫)、『ほめ言葉ハンドブック※』『プレイング・マネジャー』(PHP研究所)、『私が会社を変えるんですか?※』(日本能率協会マネジメントセンター)、『笑顔のコーチング※』(大和書房)など多数(※は共著)。学習教材として『本間正人のコーチングDVD』(らーのろじー)など。

http://www.learnology.co.jp/

■■本書の目次■■

◆はじめに

◆第1章 良い「口ぐせ」を身につけると社内の人間関係が変わる

◇1 その口ぐせが、社員のやる気を奪っている!
    ・社員は、なぜ会社を去っていくのか
    ・必要なのは意識改革ではなく「行動改革」
    ・その口ぐせは「毒」? それとも「栄養」?
    ・「社風」も社長の口ぐせから生まれる
    ・「つらい」気持ちは分かるけれど……
    ・今日から口ぐせを意識しよう

◇2 良い口ぐせを身につけるための5つの原則
    原則1・基本は「置き換え」――イヤ〜な雰囲気のときこそ良い口ぐせが効く!
    原則2・ピンチには「リカバリー」――悪い口ぐせがポロリと出たら
    原則3・「ハイトーン」は七難隠す――声の高さでさらに効果アップ!
    原則4・「Let’s」の精神で空気が変わる――「〜しろ」から「〜しよう」へ
    原則5・ためらわない・自分を責めない――継続と笑顔があれば必ず変われる

◆第2章 曖昧な口ぐせをやめればコミュニケーションがぐっと良くなる

◇1 しっかり指示をしないと社員には伝わらない
    ・「A社の発注の件、どうなってる?」
       ――「固有名詞」を出すことで具体性がアップする
    ・「詳細は君に任せるよ」
       ――部下の自発性を期待するなら、きちんと伝えよう
    ・「期待してるよ!」
       ――結果がほしいならポジティブな伝え方を
    ・「なるほど。今度じっくり聞かせて」
       ――気まずくならないように相手の話をストップさせる
    ・「君らの発想にかかっている。頼むよ!」
       ――「無理な頼みごと」を気持ち良く引き受けてもらう
    ・「ここを直すと、もっと良くなるよ」
       ――不備を指摘するときこそ、肯定的な言葉で
    ・「今日は調子どう?」
       ――たわいもない会話でこそ「明確さ」が活きる
    ・「私のカンではね、○○だと思うんだ」
       ――決裁に説得力をもたせるとき、「カン」のひと言は意外に効く!
    ・「ここをこう直してね」
       ――頭ごなしの否定より、明快な指示を
    ・「今、言えるのはここまでだ」
       ――デリケートな情報についてのスマートな答え方とは?

◇2 気合いを入れればいいってもんじゃない
    ・「頑張ってるね!」
       ――「現状を認めてほめる」が元気のモトを刺激する
    ・「背筋伸ばそう!」
       ――「気合いスイッチ」を入れる「身体」のキーワード
    ・「全力を見せてくれ!」
       ――「危機感」より「肯定」をエネルギーにしよう
    ・「最初の3日! 大切だぞ!」
       ――「数字」は共通理解のきっかけになる
    ・「君は○○ができただろう?」
       ――自信喪失した部下への特効薬は「過去の成功体験」

◇3 間違った「ねぎらい」に注意しよう
    ・「飲みに行こう!」
       ――自分から誘っている姿勢を打ち出そう
    ・「頑張ってくれて、ありがとう」
       ――オーバーワークの部下には、まずは感謝を伝える
    ・「必要なときは、相談に来てくれ」
       ――良い関係をつくるためには社交辞令は極力カット!
    ・「いい仕事したな!」
       ――ほめ言葉は「手放し」に送るべし
  ★ Column01 「曖昧さ」が良いほうに働くことも「たまに」ある

◆第3章 社長の言葉次第で社員のモチベーションは格段にアップする

◇1 「用心深い」と「社員を信じる」は矛盾しない
    ・「売り上げの見込みはどう?」
       ――疑うのではなく、状況を確認しよう
    ・「任せたよ!」
       ――任せてこそ、部下の能力はぐんぐん伸びる
    ・「とことんやってくれ!」
       ――「修飾語」は侮れないキーポイント
    ・「結論から教えてくれる?」
       ――効率良く、かつ円滑に情報を引き出そう
    ・「今の私の判断はこうなんだ」
       ――時間を限定した意見表明で信頼関係を築く
    ・「君を信頼して言うんだけど」
       ――大っぴらに言えない話をするときは……
    ・「重要事項だから他言無用だよ」
       ――口外してはならない重要事項は、重い言葉で口止めを
    ・「まずは○○からやってみよう!」
       ――努力がなかなか実を結ばない部下にこそ思いやりを
    ・「それって、見方を変えると……」
       ――視野を広げ、柔軟性を生む言葉
    ・「結果を出すには、どうしようか?」
       ――決めつけではなく、問いかけで視野を広げよう

◇2 社員ひとりひとりに個性・違いがある
    ・「今回のAくんの態度は良くないよ」
       ――注意するなら「個人名」「時間限定」を忘れずに
    ・「よし、次、挽回しよう!」
       ――チャンスを何回も与えて信頼感を示す
    ・「君の服装、もう少しきちっとね」
       ――世代間ギャップを増幅する口ぐせをリセットしよう
    ・「彼は技術のプロだからね」
       ――さまざまな職種に対して敬意を表そう
    ・「○○という女性スタッフに届けさせます」
       ――女性社員に対する失礼な言い方をストップ!
    ・「分からないことは○○さんに聞いてね」
       ――「年齢差別」「女性差別」をきっぱり卒業!

◇3 軽蔑・軽視が言葉に表れていないか
    ・「この仕事は必要なことなんだよ」
       ――複雑な仕事も単純作業も、等しく必要である
    ・「この仕事、やってくれてありがとう!」
       ――謝罪でガッカリさせるより、感謝のひと言を
    ・「君って、本来は……」
       ――人を伸ばすには表面だけで判断しないこと
    ・「ほれ、顔洗ってこ〜い」
       ――ドンヨリしている部下に切り替えのきっかけをつくろう
    ・「君には1年早いよ(笑)」
       ――慣用句をパロディに、ジョークめかしたやりとりを
    ・「お前、元気あり過ぎるぞ(笑)」
       ――「愛のある」叱り方で部下を育てよう
    ・「はい、了解」
       ――返事の仕方ひとつで雰囲気が良好に
  ★ Column02 安易な「ごめんね」より納得のいく説明が効果的

◆第4章 肯定的なひと言が社内の雰囲気を良くする

◇1 悪いところを見ていると否定語しか出てこない
    ・「ここはいいと思うんだけど、ここはね……」
       ――まずは肯定できる部分を伝えてから指摘を
    ・「この点はたしかに、不備があったね」
       ――失敗した「人」ではなく、失敗した「部分」に焦点を
    ・「よし、これからだ!」
       ――失敗した「過去」ではなく「未来」に目を向けよう
    ・「あいつなら……!」
       ――言い方を変えれば希望が見えてくる@
    ・「うちの会社だからこそ……!」
       ――言い方を変えれば希望が見えてくるA
    ・「ん〜、これを活かすなら……」
       ――言い方を変えれば希望が見えてくるB
    ・「君らしさを出していこう!」
       ――人との比較でなく、その人らしさを尊重しよう
    ・「あいつには頑張ってほしいんだ」
       ――部下の欠点を話題にするときは
    ・「君の支えがあってこそだ、ありがとう」
       ――感謝は、逆境にある部下の気持ちを明るくする
    ・「もうひと花咲かせてほしいね!」
       ――「不遇の人」を社内で孤立させないために

◇2 怒鳴ったって、社員は変わらない
    ・「状況、説明してくれる?」
       ――怒鳴るより冷静な質問が、事態を打開する
    ・「次、期待してるよ!」
       ――ミスを繰り返しても「次」に視点を向けよう
    ・「さあ次、どうしようか?」
       ――「良い質問」をしてこそ対策を練る気持ちになれる
    ・「あ、うまく伝わってなかったかもね」
       ――責任を共有することが部下との距離を縮める
    ・「スピーディに行こう!」
       ――禁止する言葉ではなく、プラスイメージの言葉を送ろう
    ・「君はこれからの人だから」
       ――発展途上の部下に希望を与えよう
    ・「俺は怒ってるぞ」
       ――怒りに飲まれないためには「普通過ぎる」表現が効果的
    ・「今日はここまで。明朝また話し合おう」
       ――怒鳴って追い出したい相手に冷静に対応するコツ
    ・「君の話も聞こうか」
       ――さえぎらない・黙らせないをモットーに
  ★ Column03 さり気ない「否定の口ぐせ」は部下の成長を止めてしまう

◆第5章 苦しいときこそ、ポジティブな口ぐせを

◇1 ため息交じりのひと言で、社員の心は離れていく
    ・「よし!」
       ――単純な「間投詞」にこそ前向きな言葉を!
    ・「どうしたらいいかな?」
       ――質問形にするだけで、解決策が見えやすくなる
    ・「ん〜、今回は残念だ!」
       ――叱るときは相手の気力を奪わない表現を
    ・「これから良くしていこう!」
       ――「未来」をキーワードにした口ぐせを身につけよう
    ・「私が若いころね……(失敗談を語る)」
       ――社長の「昔話」が社員の励ましになるとき
    ・「私の任せ方もいけなかったね」
       ――期待がはずれたときは、自分への反省も忘れずに
    ・「そうか……私も君と同じ気持ちだ」
       ――落胆したときの言葉の選び方が、結束力を左右する

◇2 ミスをしたときどのような言葉を使うか
    ・「ともかく、対策を考えよう!」
       ――保身を忘れ、部下と心を一致させる言葉を
    ・「OK、○時間後はどう?」
       ――面倒な話を避けない態度が信頼感を生む
    ・「そうだったか!」
       ――記憶違いによるミスは、意地にならずに認めよう
    ・「今回は採用できない」
       ――断るときは先延ばしせずキッパリと
    ・「私の意見としては……」
       ――他者の意見を踏襲してばかりでは指導力が維持できない

◇3 社長! もっと自信をもちましょう!
    ・「あ〜、今日は働いた!」
       ――疲労感と充実感は意外と似ている
    ・「チャレンジングだ!」
       ――大変なときも不安を与えない表現を
    ・「わが社としては……」
       ――「横並び意識」から脱却するために
    ・「今回は苦渋の決断だ」
       ――苦しい顔をせざるを得なくとも、言葉はキッパリと
    ・「俺なりに、全力を尽くすぞ!」
       ――どんな状況であれ、ベストを尽くすことが大切

◆おわりに


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