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つまらないことのようだけどとても大切な経営のこと

著者:木子吉永

1,470円

四六判

ISBN4-86063-150-1

【担当編集者のコメント】
ロングセラー『社長、あなたは人に甘すぎる。』から2年、久々に木子吉永社長の新作を出版しました。今回のテーマは、「一見、小さく思えるようなこと、つまらなく思えるようなことが、実は中小企業の経営にとって極めて大事」ということです。たいていの社長は、そうしたことを「まあ、いいか」で済ましてしまいます。例えば「朝ギリギリに来る社員が多い」「社員数を聞かれてつい多めに言ってしまった」等々…こうしたことを放置すると、どういうことになるか。詳しくは本書をご覧ください。小さな会社の実態を知り尽くした木子社長ならではの解説とアドバイスが満載です。

【著者のコメント】
例えば、である。
わずかな誤差だが、在庫が合わない。少しの数量の違いだから、まあ、いいかと放置しておく。しかも以前は自分で在庫チェックしていたのだが、最近は忙しくて任せ切りである。ところがしばらくぶりに倉庫に行ってみると、不良在庫が山のように積まれている。しかも在庫が合わないどころか、コンピュータで出ている帳票と現物の数が全く違う。
なんだ、これは、ということになる。
小さな会社では、本当に、小さなことの中に、経営で大切なことや大きなリスクが凝縮されていたりする。
そうした「つまらないように見えるけれど、経営にとって大切なこと」を、私の経験から挙げたのが、本書である。
本書のいくつかのテーマについて、中には「わざわざ言うほどのことなのか」と思う人がいるかもしれない。しかし真剣に経営に取り組んでいる社長であれば、必ず思い当たる節があり、共感してくれると確信している。
なお本書は、「とても大切なこと」を「社員」「経営」「売り方」そして「社長自身について」という四つの要素に分けて整理した。
読者の皆さんは、関心のあること、現実に問題と感じているところからページを開いてみていただければいい。手前味噌ながら、どの経営者にとっても参考になることが、どのページにも含まれているはずである。
本書が実際に経営を改革・改善していくうえでの参考になれば幸いである。

【著者はこんな人】
●木子 吉永(きし・よしなが) 昭和14年生まれ。愛知県出身。昭和37年早稲田大学卒業。 昭和39年、東亜食品工業鞄社。常務等歴任後、代表取締役社長に就任し、現在に至る。 この間、経営コンサルタントとしても活躍、実際に会社を経営しつつ、小さな会社の経営問題について研究。全国200万社の法人のほとんどを占める中小企業の労働生産性の悪さと営業力の弱さをテーマとし、それらを改善することによって「小さな会社こそ儲かるようになる」と提案している。 著書に『なぜ儲からないか』『なぜ売れないか』『だから、儲かる』『儲かる会社にするしくみ』『「売り」に強い会社になる』『そのままでは潰れるよ』『社長、あなたは人に甘すぎる。』(以上、あさ出版)、『こうすれば人は働く!』『儲かる中小企業は「社長が稼ぐ!」』(以上、同文館)、『儲けよ!』(H&I)などがある。講演活動等も積極的に行っている。
●連絡先 埼玉県さいたま市緑区原山2-8-15 東亜食品工業株式会社
TEL 048(881)2082 FAX 048(881)2096
ホームページアドレス http://www.toashokuhin.co.jp
電子メールアドレス kikaku@toashokuhin.co.jp

■■本書のもくじ■■

【もくじ】

はじめに

第1章 つまらないことのようだけどとても大切な「社員」のこと

1◆「デキる人がいてくれれば」と期待をしない
2◆仕事をしない人には仕事をさせる
3◆営業マンに「居心地がいいだけの客先」をつくらせらない
4◆直りそうになくても、繰り返し指摘し続ける
5◆「何を求められているか」がピンとくる社員を増やす
6◆社長は社員に言いたいことを言わなければならない
7◆会社や社長に対する不満や愚痴を放置してはいけない
8◆社員同士の仲がよすぎるのも考えものだ
9◆「知っていること」を「やっていること」「できること」に変える
10◆朝に強い社員をつくる
11◆机より、頭の中の整理整頓をさせよう
12◆「空き時間」をいかに活用するかを意識させる
13◆とらせたメモを仕事に結びつけさせる
14◆営業時間中に業務報告書を書かせる
15◆重苦しい会議は「飲みニュケーション」で盛り上げる
16◆採用面接は社長が行う
17◆入社面接時に、何をしてもらうかすべて話しておく
18◆「容姿端麗」な社員は採らないほうがいい
19◆辞める人に引き継ぎをさせてはいけない

第2章 つまらないことのようだけどとても大切な「経営」のこと

1◆社員が減ったときに業務改善を行う
2◆正社員には「仕事」をさせ、それ以外の人には「作業」をさせる
3◆アウトソーシングをすれば本業に専念できる
4◆パート・アルバイトの中にいる人材を生かす
5◆儲けを増やすために在庫をもつ
6◆売り切れるめどをつけてから在庫をもつ
7◆在庫を積み上げずにモノを安く買うには
8◆接待をすべきはお客ではなく仕入先である
9◆在庫管理は社長の仕事である
10◆在庫処分も社長がやる
11◆売掛金管理を社長がしないと会社は潰れる
12◆トラブル発生時には、社長は即座に指示を出す
13◆経費の効率は金額の大きさで見てはいけない
14◆商売は粗利「率」ではなく、粗利「額」を重視する
15◆数値目標は売上ではなく、粗利額にせよ
16◆借入金返済時、リース契約終了時から貯金を始める
17◆入金が遅くなるよりは手形取引を選べ
18◆銀行印は社長がもち、社長が押す

第3章 つまらないことのようだけどとても大切な「売り方」のこと

1◆いいお客とは「安くすると買ってくれるお客」である
2◆社員教育より「売ること」が先決である
3◆とにかく営業マンを「売ること」に集中させる
4◆営業マンの仕事は「三つの情報」のやりとりである
5◆営業をすべて営業マンに任せてはいけない
6◆お客を一〇〇パーセント満足させられる商品はない
7◆売れるまで売ることをやめさせない
8◆「売れた」ことと「売った」ことを混同させない
9◆売れないところにいる人の場所を変えてやる
10◆ありきたりな商品が「売れ筋商品」である
11◆ユニークな商品は売るのが難しい
12◆アイテムが増えたら絞り込みをする
13◆「責任在庫」方式で営業マンにプロ意識をもたせる
14◆注文の「ドタキャン」は予測することができる
15◆ペコペコして売らない、威張って買わない

第4章 つまらないことのようだけどとても大切な「社長自身」のこと

1◆ゴミ拾い・掃除は社長が率先してやる
2◆自分からは挨拶はしない、社員に挨拶をさせる
3◆朝、誰よりも早く出社しなければならない
4◆自分の性格をつかむ
5◆自分の感情をコントロールできるか
6◆見栄を張ってはいけない
7◆社員が多いことを自慢してはいけない
8◆業界団体の役職は絶対に断る
9◆社員を「性悪説」で見るようにする
10◆テレビを情報源にする
11◆「息子は他人」を徹底する
12◆古参幹部に息子を「君」「ちゃん」で呼ばせるな
13◆経営の仕事に楽しみを見つける
14◆引退前に会社以外の趣味をもっておく

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