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デキる上司は定時に帰る

著者:小松俊明

1,365円

四六判

ISBN4-86063-159-5

リーダーになったからには、部下から信頼され、結果を出せる存在になりたいと願うのは誰もが願うことでしょう。しかし、身の回りにはなかなかお手本となる上司がいないという現実があります。そこで、「これからの新しい時代にふさわしい上司像とは何か?」を考えようということで、本書を編みました。現在、上司である方の指針になれば幸いです。

【著者のコメント】
上司本というのは、とかく部下に厳しい「鬼軍曹」であれ、というメッセージのものが少なくありません。その主張に共感できなかった私は、今回、この本で、新しい時代に対応する上司像を提案することにしました。
本書で提案している理想の上司とは、タイトルに象徴されるように、基本的に合理的な発想の持ち主で、朝令暮改を恐れず、優先順位が高いものから手をつけていくタイプです。熱血上司とクール上司、あなたはどちらの上司像に共感しますか?

【著者はこんな人】
小松 俊明(こまつ・としあき)
67年東京都生まれ。慶應義塾大学法学部卒業後、住友商事に入社し、米国向け貿易業務に従事。その後、アジアで管理職研修会社を起業。現在は、大手外資系ヘッドハンティング会社の幹部として国内外に広い人脈を持つ。また、「カリスマヘッドハンター」として、雑誌、講演などでも活躍中。著書に『外資系で結果を出せるストリート・ワイズなヤツになれ!!』(総合法令)、『外資系ヘッドハンターが明かす「売れる人材」「売れない人材」の見分け方』(PHP研究所)、『シンプル時間整理術』(インデックス・コミュニケーションズ)、『転職の青本』(ゴマブックス)など多数。

●小松俊明の活動記録
http://www.tkomatsu.com
●キャリアに関心のある社会人の勉強サークル:マツラボ
http://www.matsulabo.com

■■本書のもくじ■■

はじめに

第1章 デキる上司のイマドキ事情

●「デキる上司」ってどんな上司だろう?
人を育てられてこそデキる上司/優秀な部下を辞めさせない
●アメリカに見る上司・部下関係
上司が手柄を持っていくのは当然/転職後も続く上司・部下関係
●もう旧タイプの上司ではやっていけない現実
広がる世代間ギャップ/「メール」を巡る感覚の違い/
●ファックス世代とメール世代/ギャップは九五年を境に広がった!?/感覚の違う世代間の橋渡しをする
●上司のあり方を図で考える
部下以外の関係も意識せよ/上司を取り囲む四つの関係

第2章 上司が必ずクリアしたい8条件

条件1 具体的な指示を出しているか?
デキる上司ほどよくしゃべる/指示内容を確認されるのはダメ上司

条件2 仕事の背景を詳しく説明しているか?
上司の「デキる度」は部下でわかる/説明が必要なのは最初だけ

条件3 スケジュール管理能力があるか?
デキる上司には余裕がある/先送り上司はトラブルを起こす/即レスを心がける/デキる上司は定時に帰る

条件4 情報の扱い方がうまいか?
悪い情報こそ把握しておく/当事者以外から情報を引き出す/情報を出すタイミングを操作する/有益な情報をメールで発信する/「お手本」を部署内で共有する

条件5 言動に一貫性があるか?
気分や相手によって判断を変えない

条件6 速やかに謝罪できるか?
パフォーマンスの高い人は謝罪上手/部下に対してもきちんと謝る

条件7 弱さを理解しているか?
部下の弱点をサポートする/媚びる上司は嫌われる

条件8 小さなことに執着していないか?
些細なことに目くじらを立てない/ダメ上司ほどすぐ結果を求める

第3章 デキる上司の部下戦略〜上司はタグボートであれ〜

●デキる上司は部下とどう向き合うか?
常にプロジェクト・マネージャーという意識を持つ/「車輪型」の組織イメージを持つ/上司中心主義に陥らない/部下は上司の「不労所得」である/不労所得のない上司には余裕がない

●評価基準をどう設定するか
基準を決めて公表する/「報告」は最大の評価基準/仕事の流れを報告させる/「提案」は意識が高い証拠

●上司としてやるべき四つのこと
やるべきこと1「能力マトリックス」をつくる
やるべきこと2「ダメな人」と「デキる人」を伸ばす
やるべきこと3 部下の損得勘定を見極める
やるべきこと4 女性的な気配りを心がける

●上司としてやってはいけない四つのこと
やってはいけない1 「赤ペン」で採点する
やってはいけない2 いたずらに挫折感を与える
やってはいけない3 人前で叱る
やってはいけない4 「思いつき」で助言・指示する

●ダメな部下のパフォーマンス向上術
スケジュール管理が甘いタイプ/うっかりミスが多いタイプ/自分の仕事に自信を持てないタイプ

第4章 デキる上司のチーム戦略〜上司は名監督であれ〜

●なぜチーム力が必要なのか?
チームとしてのパフォーマンスを高める/チームの仕事は「大玉転がし」/個人の能力には限界がある

●チーム力を上げるために必要なこと
上司は監督であれ/「目標」と「方針」を打ち出す/「交代」もあり得ると考える/ジョブ・ディスクリプションをつくる/スタッフィングで組織の未来像を描く/目標達成時には報酬を与える

ダメな組織のパフォーマンス向上術1 組織内の空気がなれ合いムード
前任の上司が「お友だち上司」/メリットになることを実現させる/権限を持っていることを示す

ダメな組織のパフォーマンス向上術2 非効率な仕事の仕方が定着している
急にリニューアルしようとしない/まずはデキない部下と新人を指導する

ダメな組織のパフォーマンス向上術3 部署のなかに「モンダイ社員」がいる
「特命プロジェクト」を与える/新人研修を任せる

ダメな組織のパフォーマンス向上術4 部署全体にチーム意識がない
チーム意識が低いと弊害が生まれる/チーム力を高めるオフサイト・ミーティング/部下同士を結束させる

第5章 デキる上司の社内・取引先戦略〜上司は優れた翻訳者であれ〜

●会社と部下の橋渡しをするために必要なこと
会社の利害と部下の利害は違う/上司に必要なのは「翻訳力」/会社のメリットを部下のメリットに変える/会社を説得する交渉術/会社は組織、部下は生身の人間

●会社に対するアピール・テクニック
「数字」で根拠を示す/「会社のため」という論理で主張を通す/会社の悪口を言わない/会社は部下からの信頼も評価する

●デキる上司が実践する取引先とのコミュニケーション術
部下にプレゼンをさせない/取引先の前で部下をけなさない/先方が機嫌を損ねてしまったら/すぐにお詫びに行かない/謝罪のタイムラグを利用する

おわりに

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