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外資流!
「タカシの外資系物語」
著者:奈良タカシ 1,470円
四六判 ISBN4-86063-140-4
【担当編集者のコメント】
 日本社会もグローバル化が進み、もはや就職先としては珍しくなくなった外資系ですが、一般的な日本企業に勤めるビジネスマンにとっては、まだ謎に包まれている部分が多いのも事実。人間関係や給料、MBA、英語など、「?」な部分を明らかにしながら、徹底的にムダを排除し、確実に成果を出すという「外資流」の仕事術をまとめました。本書を読めば、あなたの仕事に対するスタンスが、ちょっとだけ変わるかも知れません……。
【著者のコメント】
 本書は、私が外資系企業に転職して経験した事柄をもとに、外資系ならではの考え方・仕事の進め方、日本企業との違い、外資系で働く上でのコツなどをまとめたものです。外資系に勤務しているとはいえ、私はどちらかというと非常に保守的な人間で、サザエさん一家でたとえるなら「波平」みたいな考え方をしています(古きよき日本のガンコ親父。合理的な考えよりは、礼儀や情緒を重んじる。シャイで口ベタ。機械オンチ……という感じでしょうか)。
 しかし昨今、外資系企業および外資的な考え方は、波平さんのような「普通の日本人」の周りにも、どんどん入り込んでいます。いつ、自分の会社が外資に買収されるかもしれない時代が、既に到来しているのです。ということで、「普通の日本人が外資系企業に勤めたらどうなるか?」これが、本書に一貫して流れているテーマなのです。
【著者はこんな人】
●奈良タカシ(なら・たかし) 
奈良県出身 1968年7月生まれ。大阪市立大学経済学部卒業後、日本債券信用銀行(現・あおぞら銀行)入行。システム部門とデリバティブのディーリング部門に所属し、外資系銀行への出向も経験。ちなみに、支店経験がないため、お札を数えたことが一度もないという変わった経歴の銀行員だった。その後、外資系コンサルティング会社を経て、3年前に同業のライバル企業に転職し、現在に至る(外資系2社目)。外資系企業に所属しているが、見た目は典型的な日本人体型(最近、異様にお腹が出てきた)。イラストレーターの妻とゴルゴ(フレンチ・ブルドッグ♂)の3人(?)暮らし。趣味は奥さんと一緒に犬の散歩をすること。

■■本書のもくじ■■

はじめに

【chapter.1】 人間関係、給料、MBA…… 外資系のRealな真実

     ●お昼ご飯は「パワーランチ」?
     ゆっくりランチも食べられない!?/食べながらのミーティングで発想を変える/アメリカのパワーランチ事情

     ●上司と部下の関係は?
     部下には上司を選ぶ権利がある/選ばれない上司は必要ない/自分も部下に選ばれる

     ●仕事はやっぱり“ワールドワイド”?
     10人のプロジェクトメンバー/Good Night & Sweet Dreams/日本企業のハイブリッド化

     ●MBAを持っていると有利なの?
     MBAの取得は何のため?/採用担当者は何を求めているか/大切なのは「何」を得たか

     ●社内の人の入れ替わりは激しいの?
     求人広告のウラを読む/社員「総入れ替え」作戦/「1勝2敗」の法則

     ●外資系の給料は高い?
     給料が高い三つの理由/フォーエバー・バブルくん/外資系の魅力は給料ではない

     ●年俸はどうやって決まる?
     契約更改のしくみ/社内のブラックボックス/完璧な評価システムなどない

     ●「契約更改」で何がどう変わる?
     年俸とボーナスの「割合」/リスクをとらない社員は必要ない/夢の大台目指して!

     ●外資系は女性にとって働きやすい職場?
     女性との仕事はやりにくいか/女性が「補佐役」の日本企業/男女それぞれに適した仕事がある

     ●「一杯どう?」は外資系にもあるの?
     日本企業の「飲みニュケーション」/相談事やグチは会社で/EntertainmentとHospitality

     ●外資「45歳限界説」ってホント?
     45歳は外資への転職限界年齢/自分で何もできない管理職は要らない/45歳の壁を越えた外資系社員たち/間違えたらやり直せばいい

     ●外国人社員が戸惑う日本のビジネス習慣
     アメリカ人が来日前に読むマニュアル本/名刺交換をしたがる外国人/外国人が理解できない「フツー」/「普通=好き」の日本人、「普通=嫌い」の外国人

     ●新卒で入社するなら日本企業? 外資系企業?
     スピード退職してしまう新入社員/新卒で成功する人はほんの一握り/基礎を学ぶのに最適な日本企業/外資しか経験のない人は日本企業に行きづらい

     ●ヘッドハンターは、どんなふうにアプローチしてくる?
     ヘッドハンターからのアプローチ/ヘッドハンターは「保険」でもある/ヘッドハンターはメンター的な存在/優秀なヘッドハンターから人脈が広がる



【chapter.2】 “話せて聞ける” は当たり前 外資系のPracticalな英語

     ●ビジネス英語と発音の意外な関係
     タカシの英語失敗談/会社は発音を評価してくれない/英語が話せなくても仕事はできる

     ●自分の英語力をさらけ出す
     I can not speak English!は拒絶の意思表示/日本人が英語下手なのは当たり前/「英語ができない」では前に進めない

     ●ビジネスで英語が必要な場面
     大切なのは「数字の英語」/自分の専門分野くらいは英語で/外国人上司に自分を売り込む英語

     ●学校英語と実用英語との大きなギャップ
     立場の差が錯覚を生む/「マギャ」と「バンチオーワー」/英会話学校を活用する

     ●タカシ流 使える!英語表現集
     繰り返し使われる常用フレーズ/自分のスタイルに合わせたフレーズを身に付ける

     ●e メール のスマート英語
     ビジネスの読み・書きは英語が世界標準/ムダな内容は極力排除する/欧米人にとってメールは単なる通信手段

     ●TOEICテスト“それなり”得点取得術
     「730点」突破を目指そう/リスニング編 〜重要なのはリズム〜/リーディング編〜長文読解のポイントは最終問題〜/

     ●英語はビジネスに向いている?
     英語は「核心」を伝えるのに適した言語/EASY,FAST.LOW PRICE!/ネイティブ思考でビジネスを進める



【chapter.3】 稼ぐ発想・先行く戦略 外資系のSharpな仕事センスの磨き方

     ●自分のことは自分でしなさい!
     こんなはずじゃなかった!?/知りたい情報がどこにあるのかわからない/自分が必要なものを、自分のやり方で獲得する/

     ●数字は人格だ!?
     まずは収益を上げる必要がある/数字を上げられなければ即クビ!/ムダなことをやるヒマがない/

     ●大抜擢で育てる! スーパー人材育成術
     100人にひとりの抜擢人事/配属先は畑違いの部署/ジェネラリストを育てる日本企業/たとえ大抜擢されても……

     ●超客観的業務アサイン法
     アサインでは「客観性」が重視される/システムが最適な人を選び出す/

     ●外資系的 経営トップの考え方
     外部から経営者を招く外資系/叩き上げ経営者と落下傘経営者/経営者は「役割」の一つ/我慢強く社員と向き合える経営者が成功する

     ●デキる人をいかに囲い込むか?
     日本企業の人材囲い込み作戦/「報酬130%アップ」で転職決意/セコい? 外資系の囲い込み策/

     ●社員の不正をさせない外資流ルール
     社員は「会社」のために不正を犯す/「社員行動規範」の中身/「どうすれば社員を守れるか」という視点

     ●リスク管理はコンピューターで  
     意思決定をコンピューターに委ねる/情報を入力して「5分」で審査/プロジェクトの可否は計画段階で決まる/

     ●外資系のDNA継承法
     DNAの存在を感じさせない外資系企業/昔からのやり方を引き継ぐ日本企業/対症療法の日本企業、抜本改革の外資系企業/環境変化への対応 〜IBMと日産の場合〜/

     ●「BOM」で社員を管理する
     効率的な経営を実現するBOM/社長室にBOMが出現/人選は客観的な基準によって決められる/成長したい社員に企業は何ができるか

     ●助け合いカルチャーの非合理性
     外資系には「助け合い」の精神がないか?/恥をかかせないようにすることが助け合いか?/適性の尊重こそ外資系の「助け合い」

 

【chapter.4】 速く確実に片づける!  外資系に学ぶCoolな仕事術

     ●「割れ窓」に気をつけろ!
     Paper Chase Day/外資系企業には「ハンコ」がない/1枚の「割れ窓」から荒廃が進む/不正撲滅は整理整頓から

     ●上司のWhy に答える
     「なぜ」を考えながら報告する/外資系企業の日本人上司/「その人」がいないとダメな日本企業

     ●セルフプレゼンテーションの極意
     黙っていては仕事にありつけない/使ってもらうためには「成果」をアピールする/「定量的」に伝えて成果を認めさせる

     ●結果を出す 正しいディベート入門
     ディベートは議論をスッキリさせる/目的は落としどころを見つけること/外資流ディベートの実際/正面きって反対するな

     ●eメールを音声データで「聴く」
     大量のメールをどう処理するか?/音声データは机いらず

     ●外資流ムダとり時間管理術
     プロジェクトベースの時間管理/雑用の時間はカウントされない/仕事は考えているうちに片付けられる/たまった仕事は一気に片付ける

     ●COOL HEAD で行こう!
     外資系では「ガッツ」は評価されない/冷静沈着な判断力が評価される/日本企業ではCOOL HEADは扱いづらい

     ●Be "Challenging" !
     「不可能」は本当に不可能か/「不可能」ではなく「やりがい」がある/「難しい……けど頑張ろう」の発想/

     ●デキる社員のOnとOff
     Onモード一辺倒だった銀行員時代/休日も働いている自分をアピールしたい/Work & Life Balance/Offの時間は自分らしく

     ●当たり前のことを当たり前に
     「外資系ならでは」の仕事術はあるか?/常識的・現実的に考える

     ●外資系で伸びる人、伸びない人
     外資系で成功している人は「超」常識人?/日本企業と外資系、どちらが優れている?/すべては通過点にすぎない

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