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コーチング・センスが
身につくスキル
著者:岸 英光 1,575円
A5判 ISBN 978-4-86063-038-6
【担当編集者のコメント】
かつてテレビで、コーチングを導入している企業のルポを放映されました。観てみると、その会社の管理職の人たちが一対一でコンビを組み、立ち位置、目線、顔の向き、話し方、聴き方などをいろいろと試しています。そして「目線がそこだと、圧迫感を感じます」等々と感想を述べ合っていました。なるほど、それもある意味では効果があるかもしれません。しかし目線や座り位置を工夫すれば結果が出るという、簡単な話であるわけがありません。数十年の出版社に勤務してきた私の実感です。本当に効果をもたらすものは、岸先生がお書きになっているとおり、テクニックではなく「あり方」やセンスなのでしょう。では「あり方」を変え、センスを身につけるにはどうすればよいのか?それは本書を読めばわかるはずです。ビジネスマンだけでなく、親の方々や学校の先生にもぜひお勧めしたい、編集者としてお勧めの一冊です。
【著者のコメント】
書店に行くと多くのコーチング関連の本がありますが、そのほとんどが知識やテクニックに関するものです。私は今、多くの人々が、そうした知識やテクニック、ハウツーに限界を感じているような気がしてなりません。もともとコミュニケーションのなかの一つのスキルであるコーチングは、テクニックを駆使しても結果は出てこないものだからです。コーチングで結果を出すためには、自転車に乗る練習と同じように、「センス」をつかむことが大切です。どのようにすればセンスをつかむことができるかは、非常に表現しにくい面がありますが、本書ではそれを何とかしてお伝えしようと試みました。皆さんの勘やセンスをつかみ、パラダイム(枠組み)を超えて結果を出すことに、本書が役立てば幸いです。
【著者はこんな人】
岸 英光(きし・ひでみつ)
●1963年東京生まれ。千葉大学卒業後、帝人(株)にてマーケティング企画・営業・システム開発などを手がけると同時に、最新のコミュニケーション学、心理学、各種能力開発のトレーニングに参加。1992年に独立後、世界都市博覧会、アフリカ日本協議会設立、同国際シンポジウムなどさまざまなプロジェクトを手がける。その一方、日本人に欠けている本質的なコミュニケーションや能力開発、個人や組織のパラダイム・シフトに関してコンサルティング、研修、講演、執筆活動を行う。対象は企業、自治体、学校、病院、NPOなどあらゆる分野に渡っている。
●現在、岸事務所代表。コミュニケーションテクノロジー研究所チーフ・コーチングディレクターを務め、産業能率大学、日本能率協会、日本能率協会マネジメントセンター、人材開発協会、NTTラーニングシステムズ、(株)テラ・コーポレーション、P&Sコミュニケーションズ、イルミアアカデミィ、(株)リードクリエイト、フォーユー学園などさまざまな団体の顧問、コンサルタント、コーチを務め、全国主要都市でコーチング講座を開いている。
●著書に、『エンパワーメント・コミュニケーション』(あさ出版)、『コミュニケーションが上手になる技術』(あさ出版・監修)、『最強リーダーのパーフェクト・コーチング』(PHP研究所・監修)、『自分の値段がズバリわかる』(かんき出版・監修)など多数がある。
★全国各地で開催されている講演・講座・連続セミナーなどに関するお問い合わせ、本書に対するご意見などは下記まで。
【岸事務所】
http://www.communication.ne.jp
hkishi@msc.biglobe.ne.jp

■■本書のもくじ■■

はじめに

プロローグ
甲斐を感じ、喜びのなかで結果を出し始めるスキル

PART1
突発的な成果を生み出すコーチング 

     コーチングは世界の大企業から歯科医院まで大きな成果を上げている
     コーチングは「部下を動かす技術」ではない
     やる人、できる人にするエンパワーメントのスキル
     ティーチングではなくコーチングが必要な時代
     フォロワーシップとサポーターシップがなければゲームに勝てない
     ボスのことを部下がよく知っているのが「よい組織」

PART2
コーチングを正しく進めるステップを知る  

     人が「できるようになる」四つのプロセス
     コーチングにも四つのステップがある
     第1のステップ   コーチングは「依頼と約束」からスタートする
     第2のステップ   コーチングのルールとスタイルを決める
     第3のステップ   ゴールを明確化する
     第4のステップ   日々のコーチングをスタートする

PART3
コーチングのブレーンストーミングで可能を開く  

     二つのコミットメントとブレーンストーミング
     「方法の可能」を開くブレーンストーミング
     「方法の可能」でほとんどのことが不可能ではなくなる
     ブレーンストーミングは枠組みが違う人と行う
     枠組みを壊すブレーンストーミングの方法
     ブレーンストーミングの具体的な進め方

PART4
「日々のコーチング」の正しい進め方  

     コーチングの会話と普通の目標設定の会話の違い
     ゴールを明確にするコミュニケーション
     「日々のコーチング」の会話の基本
     引っかかりや違和感を明確にする
       〜クリアリングを行うコミュニケーション
     「振り返り」を行って新しい可能を開く
       〜ディブリーフのコミュニケーション
     センスを身につけ、「違い」をつくり、行動を変えていく
     コミットメントあるいはMAの設定を繰り返す
     役割を演じる「モッキング」でよりよい形を追求する
     モッキングで正解へのプロセスを探り出す
     コーチはプレーヤーを「やる人である」と扱わなければならない
     「メタ成果」を認めれば相手は力づけられる
     空コミットメントをする人、裏コミットメントをもっている人
     評価では人は動かない。承認によって人は動く
     評価は「YOUメッセージ」から生まれてくる
     すべての面でプラスを生み出す「I(アイ)メッセージ」

PART5
プロコーチのセンスとスキル  

     誘導型のコーチと認知型のコーチ
     プロコーチのさまざまなテクニック
     「分別」できなければコーチングはできない
     無意識の中のコンテクストを訂正する
     『釣りバカ日誌』の浜ちゃんとスーさんの関係
     「責任」の本当の意味を知る
     「立場をとる」ことで引き受け、学び、結果が出せる
     コーチできる人とコーチできない人
     コーチが必ず身につけなければならないセンスとは

あとがき

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