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とっさの一言が思いどおりに出る!
「切り返し」の技術
著者:吉野秀 1,000円
新書判 ISBN 978-4-86063-350-9
【担当編集者のコメント】
ある日のこと、思いもかけないことで怒鳴られました。あまりに驚きすぎて、言葉を返せず(実は、相手の誤解だったのですが)、その後の話し合いもうまく運ぶことができませんでした。「上手に言葉を返せていれば……」と後から後悔したものの、それこそあとの祭り。
後日、友人にこの話をしたところ、「わかる! それでいつも旦那に負けてしまうの」「下手に返して、お客様をよけいに怒らせたこともあるよ」など、体験談が出るわ出るわ……。
こうした多くの人が抱えている悩みを解決してくれるのが、「言語反射神経」です。この言語反射神経を鍛えることで、どんな言葉をかけられても、厳しい言葉で切られてもスマートに返せるようになります。
うまい切り返しはプラスの状況を作り出しますが、切られっぱなしでは何もうまれません!
仕事、家庭、地域など、様々な人間関係に悩んでいる方にオススメの1冊です。
【著者のコメント】
文章力向上の講義では、「巧く、綺麗に書くにはどうしたら良いでしょうか?」、クレーム対応の講演にいたれば、「役者や司会者のように、速く・正しく・面白く反応できるコツは?」と質問する参加者は少なくありません。
ビジネス・シーンで、相手の投げかけへ迅速・緻密に相対する「表現反射神経」は確かに必要です。ただ、先方の話を十分に聞きこみ、求められているものをしっかり掴んだ上で理解・納得・合意・行動してもらえるフレーズ。これが自然に返せなければ、どんなに速攻・流麗、もっともらしくあっても効果はほとんど望めないと思います。
説得、釈明、反論、申し入れ、いいわけ……。クレーマーをはじめ、モノ申す人が増殖し、いわゆる「切り返し」の巧拙で命運が分かれる危機的状況の拡大。この難局を打破するための教則本として身近へ置いていただければ幸いです。

【著者はこんな人】

吉野 秀(よしの・すぐる)
1963年生まれ。日経ホーム出版社(現・日経BP社)で『日経トレンディ』編集記者や『日経アドレ』編集長を経験。その後、金融や流通、企業経営、IRなどの分野で雑誌編集長を務める。独立後は、ビジネス書作家や出版プロデューサー、講演・研修スピーカー、人材コンサルタント、塾講師(代々木個人特訓教室)として、幅広く活動中。
2006年にフジテレビ『笑っていいとも!』木曜日「口八丁手八丁・いいわけ番長」コーナーに解説者としてレギュラー出演。その後も、TBS『新知識階級クマグス』や『生島ヒロシのおはよう一直線』など、テレビやラジオにたびたび登場している。
主な著書に『言い訳の天才』(すばる舎)、『モンペ襲来』『プロ野球名選手列伝』(以上、ソニー・マガジンズ)、『できる人の「書きかた」「話しかた」』(ソフトバンク・クリエイティブ)、『お客さま! そういう理屈は通りません』(KKベストセラーズ)、『騙されるな!偽装する日本語90』(ゴマブックス)など。

●吉野すぐるの目黒・祐天寺いいわけ番長 
 http://ameblo.jp/iiwake0218/

■■本書の目次■■

はじめに

第1章
「切り返し」で結果は大きく変わる

切られっぱなしでは何も生まれない
切り返しが必要となる五つの理由@
切る人が増えたから、切り返さなくてはならなくなった
切り返しが必要となる五つの理由A
人々の怒りの沸点が下がり、切れやすくなった
切り返しが必要となる五つの理由B
ブログなど表現の場が増えたことで、切られる場が増えた
切り返しが必要となる五つの理由C
仕事でもプライベートでも、昔通用した言い訳が通用しなくなったため、
相手のツッコミを防御する技術が重要になった
切り返しが必要となる五つの理由D
ビジネスにスピードが求められるようになったことで、「仕事ができる人=仕事が早い人」「仕事が遅い人=仕事ができない人」と判断されるようになった
うまい! 切り返しに必要な二つのポイント
切り返しのカギとなる「言語反射神経」
言葉のトゲは一つで良い

チャート あなたに合った「切り返し」のタイプは?

 
第2章
良好な人間関係を築く「切り返し」の技術 1 
        ――切り返し・言い訳・ずらし

相手に理解・納得・合意してもらうために

事例1 ちょっと高価な洋服を買ったことが夫にバレて「そんな高い服買うなんてどういうつもりだ」と言われた時
事例2 給湯室でお局様の悪口を言っていたら、当の本人に聞かれてしまい、「どういうことかしら?」と詰め寄られた時
事例3 「毎日、こんなに遅くまで何をやっているのよ!」と帰りが遅いことを妻に責められた時
事例4 お酒が弱いのに、接待で取引先の人から「俺の酒が飲めないのか」と言われた時
事例5 退社間際に「○○さんの仕事を手伝ってくれ」と課長から命じられたが、約束があるから早く帰りたい時
事例6 ムダな会議を欠席して他の仕事をしたい。でも部長に「大事な会議だ。早く来い」と呼ばれてしまった時
事例7 取引先とのアポの時間を間違えてしまい「いったいどういうことですか!」と責められた時
事例8 仕事でミスをし、取引先の人に「上司を連れてこい」と言われた。それなのに「俺は関係ない。お前一人で行け」と言われてしまった時
事例9 夫から「最近、料理が手抜きじゃないか」と真顔で言われた時 
事例10もらったものをこっそり処分しようとしていたら、当の本人に見つかり、「私があげたカップいらなかった?」と聞かれた時

誠意をもって、卑屈にはならずに

 

第3章
良好な人間関係を築く「切り返し」の技術 2 
             ――断る・ごまかす

相手を傷つけずやんわりと 

事例1 「仕事が終わったら、一杯つきあえ」と上司に飲みに誘われた時 
事例2 「あなたにやってほしいのよ」と、ママ友集団にPTAの役員を押しつけられそうになった時 
事例3 あまり気にかけていない同僚から「つきあってほしい」と告白され、しつこく迫られた時 
事例4 仕事で多忙な時に「明日は休みよね?」と妻から言われた時 
事例5 本当は寝ていたいが、子どもから「アソボ」と言われてしまった時 
事例6 ただでさえ、過度な期待をかけられて大きな案件を振られた後に「期待しているよ」と上司から言われ、つらく感じた時 
事例7 旧友から「あなたにいいと思って……」と営業の電話がかかってきた時
事例8 「俺、街を歩いているとよく職質に遭うんだけど、なんでだと思う?」と、どう見ても怪しい風貌の友人に無邪気に聞かれた時
事例9 「なんで俺ってモテないのかな?」と友人に素で聞かれた時 
事例10 つきあって間もない彼女を家まで送って行ったら、彼女のお父さんとばったり会ってしまい、「君はどういうつもりでうちの娘と交際しているのか」と聞かれた時

「断る=嫌われる」ではない

 

第4章
良好な人間関係を築く「切り返し」の技術 3 
        ――責める・叱咤激励・けなす

感情に任せずに効果的なフレーズを考える

事例1 子どもに「クソババア」などと毒づかれた時 
事例2 電話を取るのが遅いと新入社員を注意したら「今、手が放せないので……」と言い返された時
事例3 報告済みの件なのに、「そんな話は聞いていない」とごまかして責任逃れをする上司に一矢報いたい時
事例4 何度注意しても「これはコミュニケーションだ」と開き直ってやめない上司のセクハラ発言を、今度こそやめさせたい時
事例5 「入金があったら、真っ先にお宅に払うから」などと何かと言い逃れして、取引先が一向に代金を支払ってくれない時
事例6 「自分のほうが正しい」と言い張る課長の方法で進めたところ、大失敗となった時 
事例7 チームの一員であることなど、意識の持ち方を注意したら、「オレにはオレのやり方があるんで」と返された時
事例8 名前を間違えて覚えられてしまったので、相手に注意を促したい時
事例9 彼氏の携帯に元彼女からのメールを見つけた時
事例10 上司に対し、「その意義は何ですか?」などとへらず口ばかりたたき、ロクに仕事ができない部下が大きなミスをした時

伝えるべきことは伝えることが必要

 

 

第5章
言語反射神経を磨く五つの習慣

いろいろな人とたくさん話してセンスを磨く 
脳内言語変換を習慣化する 
「コメント力」が強くなる話し方のクセ
「言葉遊び」で言語反射神経を磨こう
言語反射神経トレーニング@――人々の言い訳を知る
言語反射神経トレーニングA――反対語を考える
言語反射神経トレーニングB――どうせなら、明るく切れよう
インプット&アウトプットで言語反射神経を養う

 

第6章
「切り返し」のスキルを高める表現力&会話術

観察力と聴察力で自分の殻を破っていく
初対面の人と15分間話してみる
「表現力を磨く=うまくしゃべること」ではない
うまい! 会話の三つのポイント
表現力を高めれば、悩みはどんどん消えていく

おわりに


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