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「通信と放送」のこれからがわかる本
著者:櫻井康雄
1,470円
A5判
ISBN4-86063-185-4
【担当編集者のコメント】
「通信と放送」の融合は、日々刻々と進んでいます。地デジ、ワンセグ、ポッドキャスティング、Web2.0が本格的に普及したら、日常生活は一段と便利になるはずです。それにともなって3年後、5年後、10年後には想像もできないようなビジネスチャンスが訪れ、生活も一変しているでしょう。
どのような変貌を遂げるのか、この一冊には融合のしくみから今後の展望までがぎっしりと詰まっています。
【著者のコメント】
2005年から話題になったIT企業による放送局の買収騒動。しかし、これは通信放送業界の激変の序幕にすぎません。本書では、一般にはあまり知られていない業界の構造、技術、サービスのしくみなどをわかりやすく解説し、今後大きく変化するであろう通信放送業界のゆくえを予測しました。ブロードバンド、ユビキタス、Web2.0、ロングテール、放送のデジタル化、ワンセグ、ポッドキャスティングなどのキーワードも身近に感じられるように説明してあります。みなさんのビジネスチャンスの拡大、業界展望にぜひお役立てください。
【著者はこんな人】
櫻井 康雄(さくらい・やすお)
株式会社情報通信総合研究所 マーケティング・ソリューション研究グループ 主任研究員
1960年生まれ。一橋大学法学部卒業後、1984年に日本電信電話公社入社。1996年に現職に就く。通信放送融合、ケーブルテレビ、ブロードバンドビジネス、情報流通量の把握・推計などの分野を中心に調査・研究を行う。著書に『情報通信ハンドブック2006年版』『情報通信アウトルック2006』(共著、情報通信総合研究所)、論文/レポートに「ワンセグに見られる通信・放送連携」(『InfoCom REVIEW』第41号、2006年)、「オールIPトリプル・プレイの草分け−イタリアFASTWEBの最新事情」(共著『NTT技術ジャーナル』Vol.18
No.1、2006年)、「ブロードバンド放送に見られる通信放送連携」(『InfoCom REVIEW』第37号、2005年)、「国内のブロードバンド市場の現状」(『InfoCom REVIEW』第34号、2004年)、「ケーブルテレビの現状と方向性」(『InfoCom REVIEW』第32号、2004年)など多数。

株式会社情報通信総合研究所 1985年6月に、国内外の情報通信に関する調査・研究を専門とするシンクタンクとして設立。固定通信や移動通信、インターネット・IT、通信と放送の融合、地域情報化など、情報通信関連の調査・研究、コンサルティング、マーケティング、出版事業などの活動を展開している。
ホームページ:http://www.icr.co.jp

■■本書のもくじ■■


はじめに
プロローグ
201×年のA氏の1日

第1章「融合」でテレビが激変する

 

1
通信と放送は、どのように融合するのか
通信と放送は、そもそも定義が異なっている!
通信と放送の境界線があいまいになりつつある
通信と放送は5次元で融合している
サービスの融合についての議論が続く
伝送路の融合により、ビジネス参入が容易になった
端末の融合で双方向サービスが利用できる
事業者の融合で成功することは難しいのか
コンテンツの融合には著作権が絡む

 

2
地デジにより、放送局以外にもビジネスチャンスが訪れる!?
通信・放送がアナログからデジタルへ
地デジにより、ハイビジョン・多チャンネルが可能になる
多チャンネルは定着するのか
ビジネスモデルを再構築する
デジタル化は宝の山になり得る

 

3
ハードとソフトの扱いかたは、どう変わる?
安全と発展、どちらを優先するのか
どちらのモデルが効率いい?
「ハード・ソフト分離」でビジネスチャンスを拡大する

 

4
地上放送の課題をクリアすれば、明るい未来が待っている
電波塔の整備は、どう解決するのか
地デジの環境を整える救世主とは?
番組の送信方式によって、放送か通信かが決まる

 

5
ワンセグは爆発的な普及が想定されている
地デジの尖兵ワンセグの実力を探る
ワンセグの視聴ニーズは期待が大きい
ワンセグが広告ビジネスを広げる
ワンセグが双方向サービスを加速させる

6
サーバー型放送は、活用次第で大きく変わる!
放送サービスは進化し続けている
視聴のしかた・使い分けで、需要を引き出す
CMを活かして視聴者を獲得する
サーバー型放送の可能性は限りなく広がる

7
ポッドキャスティングは放送を呑み込むのか
ポッドキャスティングとiPodとは?
ポッドキャスティングでは、手軽に最新の情報が得られる
ポッドキャスティングにより「個人放送局」が可能に!
ポッドキャスティングは、広告モデルになり得るのか

 

第2章「融合」で通信はこう変わる

1
ブロードバンドの本命・光ファイバーが、通信を進化させる
もはやインターネットなしでは、生活できない!?
ブロードバンドは加速度的に進化している
日本は光ファイバーに対し、先見の明があった

2
サービスの統合により、生活はこんなに便利になる
「トリプル・プレイ」と「クアドルプル・プレイ」って?
どのような映像サービスがあるのか
「トリプル・プレイ」でユーザーを増やす

3
VODが日常に潤いをもたらす
VODによって生活が一変する!?
VODを分析して、普及させる手段を考察する
民放各局によるVODへの取り組みが、将来を決める

4
番組の著作権処理を軌道に乗せるには著作権上の課題を解決する

5
ブログやSNSは、なぜ社会現象になったのか
ブログが劇的に普及した理由
ブログが社会に与える影響は大きい
ブログの今後〜CGMははてしなく広がる
SNSの利用者が急増している
SNSでは安全で安心できる環境がつくれる

6
ユビキタスがビジネスを急拡大させている
ユビキタスとは?
モバイル利用の急激な普及にはわけがある
ICタグが新しい市場を生み出す

7
FMCで電話のコンセプトが大きく変わる
FMCとは何か?

第3章

大手IT企業が「やろうとしている」こと

1
IT企業は、放送局のコンテンツを欲しがっている
ライブドア、楽天、ソフトバンクによる買収攻勢の結末
IT企業にとって放送局の魅力とは?
通信・放送の相乗効果が求められている
ソフトバンクと楽天の戦略は、自社の強みを活かすこと

2
USENは何をめざしているのか
放送局を買収しないUSEN
「GyaO」の登場により、ネットでの映像視聴が定着した
「GyaO」の成長には目が離せない

3
インデックスが通信と放送の融合を加速させている
目立たないが、インデックスは実力者である
モバイルとテレビの連携が、新たなフロンティアを生み出す

 

第4章ネットビジネスが加速していく

1
電子商取引がビジネスチャンスを一気に押し広げる
電子商取引における競争が激化している
電子商取引によりユーザーの選択肢は一気に広がった

2
インターネット広告の飛躍が、新たな市場をつくり出す
インターネット広告がラジオを抜いた
さらなる拡大が見込まれるインターネット広告市場
インターネット広告の強みとは?
テレビこそがインターネットを育てる
インターネット広告ならではのしくみ

3
音楽配信はコンテンツ配信ビジネスのトップランナーである
通信による音楽配信が群を抜くわけ
音楽配信はさらに伸び続ける

4
デジタル・ディバイドには、こうして取り組む
地域間格差の解消を最優先に
ブロードバンド・ゼロ地域の解消に向けて
インフラの共用が過疎地で力を発揮する

5
情報セキュリティ問題を解決すれば、融合が加速する
情報セキュリティを脅かすもの
セキュリティ対策が新たな市場を形成する
情報セキュリティがサービスの普及を左右する

第5章欧米の「いま」を知れば、明日の日本が見える

 

1
ブロードバンド・モバイル・テレビ大国の日本がめざすものとは?
日本の通信・放送の普及は、世界のトップレベルである
欧米に学ぶべき点はたくさんある

2
米国では、なぜ多様なメディアが発展するのか
米国で鼎立するメディアのゆくえ
米国ではM&Aによりケーブルテレビが発展した
マストキャリールールとは?
米国は衛星放送もすごい!
米国では競争によってメディアを発展させている
メディア分立の米国、地上放送が中心の日本

3
電話会社とケーブルテレビは、なぜ激突するのか
ケーブルテレビ:衛星放送:電話会社の関係
国際競争力を強化するため、通信会社の合併が進む

4
「トリプル・プレイ」の先駆け=「ファストウェブ」
ファストウェブとは?
ファストウェブの「トリプル・プレイ」はここが違う!
ファストウェブから学ぶ

5
米国のWeb2・0が時代の最先端を行く
Web2・0とは?
注目を集めているグーグルの「アドワーズ」の威力

6
意欲旺盛な欧米メディアのこれから
米国の映画会社は、直営戦略で力を伸ばしている
米国の放送局はインターネットをうまく取り込んでいる
「アメリカン・アイドル」は双方向サービスを利用した好例
双方向サービスの成功の要因は、投票がシンプルだということ
日本が欧米を追い抜くには?

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