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■■本書のもくじ■■
プロローグ 論理的な思考は誰でも身につく
第1章 あなたに必要な"論理力"という武器
1 人間は非論理的思考にダマされる!?
コピー機待ちの列に割り込めるか?/非論理的な話に従う必要はない
2 人は誰もが論理的であろうとする
「オレをクビにした会社が悪いんだ」/正しい判断を邪魔する「一貫性の原理」/自己を否定する批判は受け入れられない
3 論理的でなければ相手を説得できない
説得せざるを得ない状況がある/人は自分の価値観で生きている
4 論理で追いつめすぎてはいけない
論破しすぎて嫌われたソクラテス/相手をねじ伏せてはいけない
5 論理が通用しない世界もある
「泣く子と地頭には勝てぬ」は本当か/相手によっては「論理」以外の方法で/理性が支配する世界と感情が支配する世界
6 議論の最終到達地点はどこか
テーマから離れてはいけない/目的は「よりよい結論」に到達するため
第2章 論理的に考え、話すための"第一歩"
1 三段論法
「A→B、B→C、ゆえにA→C」
論理学の基本中の基本/「ならば」を疑ってみる/三段論法は議論のための道具
2 そもそも式論法
「ルール→事実→結論」
借金はなぜ返さなければならないか/賛成・反対のどちらからでも主張できる
3 原則と例外
「基本は黒だが白の場合もある」
すべてを原則に当てはめる必要はない/ヘアはわいせつ物か?
4 公知の事実
「"なぜ?"と永遠に付き合う必要はない」
子どもの「なぜなぜ攻撃」/さかのぼるのは誰もが常識だと思う領域まで
5 焦点整理
「何が問題なのかを整理しよう」
司法試験で試される「問題提起」力/何が争点なのかを確認する
6 門前払い
「あなたに議論をする資格があるのか」
言動が一致しない主張には説得力がない/裁判にもある「門前払い」/「そういうあんたはどうなんだ」
7 異同論法
「それとこれとは違う」
過去の判例と同じと見なせるか/ドーピングで出した記録は抹消すべき?
8 言葉の定義
「そもそも××をどう理解している?」
言葉の理解をすり合わせる/相手と同じイメージを共有しているか
9 帰納法
「信長も秀吉も家康も死んだ。だから人は死ぬ」
万有引力は帰納法から発見された?/最も優秀な弁護士は誰か?/反証で帰納法に立ち向かう/反論への反論
第3章 相手のペースに巻き込まれない会話術
1 相手の価値観に反論する
相手がよって立つ価値観は何か
2 他の事例に飛び火させる
相手の主張を「大火事」にする/「飛び火」はどうやって消す?
3 一つの言葉を別の価値観から捉える
言葉の捉え方は人によって異なる
4 反対意見に反論する
反対意見に対処する二つの方法/反対意見を受け止めて反論する/反対意見の内容を予想して反論しておく/反対意見は無視する!?
5 立証責任を相手に負担させる
法廷での立証責任/立証責任を押しつけ合う/どちらが立証責任を果たすべきか
第4章 論理の落とし穴を見破るテクニック
1 非論理的な論理に正しく反論せよ
技術は使う人によって善にも悪にもなる/あなたの周りにもいる詭弁家
2 誤導尋問
「お支払いは現金ですか、それともカードになさいますか」
国会答弁でも出た誤導尋問/セールスで使われる誤導尋問/誤導尋問のアプローチにだまされない
3 誤った二分法
「人間は金持ちか貧乏かだ」
正しい二分法と誤った二分法/二分法を疑うポイント
4 二者択一誤導尋問
「私と仕事、どっちが大事?」
誤った結論を二択で選ばせる/「私と仕事とどっちが大事?」はなぜ間違いか
5 論点のすり替え
「『借金を返せ』? 信用できないのか! 侮辱するな」
すり替え上手な人にだまされるな/「揚げ足取り」を防止する
6 個人攻撃
「だいたい、お前が○○だからじゃないか!」
人を批判してはいけない/「人」と「話し合いの目的」を分離する
7 誤ったグルーピング
「商売人には政治のことはわからない」
相手をグループでくくって切り捨てる/他のグループとの異同を説明させる
8 循環論法
「AはBである。なぜならBはAだからだ」
結論と理由が堂々巡り/循環のループから抜け出す
9 事実の信憑性
「××君が○○だって言ってたよ」
論理の鎖をつなげる/その事実は本当に正しいか
10 常套句
「そんなのはナンセンスだ」
議論を打ち切るための常套句/ウィットを利かせて反論する/「世間では通用しない」の世間とは?
11 誤った例え話
「こんな話があります……」
例え話にダマされるな/事実を正しく例えているか
12 見えない多数派
「他の人たちもやっている」
「何でオレだけが処罰されるんだ」/相手の違反事実を確定してしまう
13 自尊心という魔物
「まさかそんなレベルの低いことは言わないよな?」
自尊心が正しい議論の邪魔をする/マイナス語を受け止める
第5章 論理的な思考力をみがく質問術
1 言質を引き出すソクラテスの質問術
言質を取って論理の階段を上る/ソクラテス流質問術の応用
2 相手が警戒する前に言質を引き出す
キリストの質問テクニック/質問形式でなかったら……
3 質問する側が優位な立場に立てる
証人は絶対に弁護士に勝てない!?/沈黙したら負け
4 質問で相手の主張を理解する
体罰は教育か暴力か/質問を重ねるごとに相互理解が深まる
5 相手の主張の欠陥を探る
質問は攻撃の突破口/攻撃すべきは「判断の不明確性」
6 相手からの質問にどう対処するか
「理解したい」という質問には誠実に答える/質問に問い返す三つの方法
7 答えを求めない質問にどう答えるか
相手に答えを求めない質問もある/答えられない質問に答える
エピローグ 議論そのものを疑え
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