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■■本書の目次■■
はじめに
第1章
減価償却のしくみを知ろう
・減価償却とは何か
減価償却とは固定資産を費用化する手続き/形のない資産も対象になる/10万円未満、使用可能期間が1年未満のものは手続きが不要
・なぜ減価償却をしなければならないのか
会計の目的とは/「費用収益対応の原則」と「発生主義」に基づいている/減価償却とは会計のルールに根ざした計算のしくみ
・減価償却には2つの基準がある
「企業会計原則」という基準/「税法」という基準/2つの基準はほぼ同じ
・なぜ「税法の基準」が主流なのか
企業会計原則の基準は具体的ではない/税法の基準にはペナルティもある
・なぜ減価償却が経営に大きな影響を及ぼすのか
現金の流出と費用計上の時期がずれる
・減価償却の節税効果とは
計画的に行わなければ節税効果は低い
・減価償却がキャッシュフローにもたらすデメリット
キャッシュフロー悪化のリスクがある
・減価償却がキャッシュフローにもたらすメリット
自己金融効果で内部留保を増やすことができる
・減価償却の計算に必要なもの・取得価額
減価償却の計算に必要な3つのもの/取得価額に含めるもの、含めないもの
・減価償却の計算に必要なもの・耐用年数
法定耐用年数で計算する
・減価償却の計算に必要なもの・償却方法
償却方法を選択する/一定の額を償却する「定額法」/一定の割合で償却する「定率法」/生産量に応じて償却する「生産高比例法」
・減価償却の計算のしくみが変わった
他の計算要素が存在していた/取得価額の95%までしか償却できなかった
第2章
新しくなった減価償却制度を理解しよう
・平成19年税制改正でこう変わった・
残り1円まで償却できるようになった
取得価額のほぼ全額を償却できるようになった/諸外国並みの償却率に
・平成19年税制改正でこう変わった・
新しい定率法が導入された
「250%定率法」が導入された/新しい計算要素が導入された
・平成19年税制改正でこう変わった・
一部の資産の耐用年数が短縮された
大幅な見直しは平成20年改正に
・平成19年税制改正でこう変わった・
資本的支出の償却方法が変わった
本体と別々に償却することが原則になった
・平成19年税制改正でこう変わった・
リース資産の取り扱いが変わった
売買したものとみなされるようになった/所有権移転外ファイナンスリース取引も売買取引に
・平成20年税制改正でこう変わった・
機械装置を中心に、耐用年数表が大幅に見直された
資産の区分を390から55に簡素化
・平成20年税制改正でこう変わった・
法定耐用年数の短縮特例の手続きが簡素化された
法定耐用年数を適用すると不都合が生じる場合がある/届出の手続きが簡素化された
第3章
実際に減価償却の計算をしてみよう
・定額法で計算してみよう・
平成19年3月31日以前に取得した資産を償却する
まずは取得価額の95%まで償却する
・定額法で計算してみよう・
平成19年4月1日以後に取得した資産を償却する
残存価額と償却可能限度額を使わずに計算できる
・定率法で計算してみよう・
平成19年3月31日以前に取得した資産を償却する
改正前の償却率で計算する
・定率法で計算してみよう・
平成19年4月1日以後に取得した資産を償却する
250%定率法で計算する
・無形固定資産を償却する
1円も残さず償却できる
・中古資産を償却する
中古資産の耐用年数をどう求めるか
・既存資産への修理や改良の支出を償却する
資本的支出か修繕費かを判定する/資本的支出の減価償却費を計算する
・リース資産を償却する
そもそもリース取引とは/所有権移転外ファイナンスリース取引はリース期間定額法で計算する
・少額の資産を償却する
10万円以上20万円未満の資産は3年間で均等償却できる/30万円未満の資産を一括して償却できる特例がある
第4章
減価償却の実務をマスターしよう
・貸借対照表への表示法
資産の部の固定資産の項目に表示する/減価償却費の3つの表示法
・損益計算書と製造原価報告書への表示法
損益計算書への表示には2通りある/損益計算書の販売費及び一般管理費の項目で表示される/製造原価報告書の経費項目で表示される
・注記事項の表示法
貸借対照表・会計方針の注記事項として表示される/リース資産の注記事項も表示される
・キャッシュフロー計算書への表示法
直接法でキャッシュフロー計算書を作成する/間接法でキャッシュフロー計算書を作成する/直接法では減価償却費は表示されない/間接法では減価償却費を利益に加算する
・減価償却を使って節税をする
1年目の節税効果は低い/節税効果は2年目以降に表れる
・税務調査で指摘される節税のポイント
さまざまな"選択"で節税になるが……/選択にあたっては合理的な理由を用意する
・減価償却費に注目して経営分析をする・
アナリストはどのように企業を評価するか/売上高経常利益率と減価償却費の関係を見る
・減価償却に注目して経営分析をする・
自己資本比率と減価償却費の関係を見る/総資産利益率と減価償却費の関係を見る/1株あたりの利益と減価償却費の関係を見る
・減価償却費を満額計上しない方法がある
利益調整のために償却限度額まで計上しない/満額計上が企業会計の原則
・税法の基準から離れて計算する方法がある
会計士の監査で認められれば独自の耐用年数を設定できる/税務調整を行って税務の基準に合わせる/「自己否認加算」を行う/翌期以降に「当期認容減算」を行う/「税効果会計」を行う
第5章
こんなときはどうする?減価償却Q&A
Question1<損金算入と損金経理>
Question2<付随費用を含めるか、含めないか>
Question3<税込経理か、税抜経理か>
Question4<固定資産になるか>
Question5<どの固定資産か>
Question6<少額資産を減価償却できるか>
Question7<少額減価償却資産の特例を使えるか>
Question8<少額減価償却資産の組み合わせは>
Question9<旧定額法・定率法の償却方法は>
Question10<20年改正で耐用年数が短くなったときは>
Question11<20年改正で中古資産の耐用年数が変わったときは>
Question12<事業年度1年未満の償却方法は>
Question13<年度途中の取得資産の償却方法は>
Question14<相続財産の償却方法は>
Question15<法定償却方法以外を選択するには>
Question16<20年改正で償却方法が変わったときは>
Question17<20年改正で資産の区分が変わったときは>
Question18<耐用年数の短期特例を受けるには>
Question19<20年改正で耐用年数が延びたときは>
Question20<資本的支出選択のポイントは>
Question21<資本的支出の償却法は>
Question22<特別償却とは>
Question23<定率法か、定額法か>
Question24<資金繰りをどうするか>
Question25<即金で購入か、融資で購入か>
Question26<購入か、リースか>
Question27<リース資産の賃貸借処理はできるか>
Question28<リース資産は少額の資産になるか>
Question29<リース資産の契約と使用のずれは>
Question30<リース資産の資本的支出は>
Question31<リース資産の会計処理は>
Question32<リース資産は売買処理か、賃貸借処理か>
参考資料
別表第一・機械及び装置以外の有形減価償却資産の耐用年数表(抜粋)
別表第二・機械及び装置の耐用年数表(抜粋)
別表第三・無形減価償却資産の耐用年数表(抜粋)
別表第四・生物の耐用年数表(抜粋)
別表第五・公害防止用減価償却資産の耐用年数表(抜粋)
別表第九・平成19年3月31日以前に取得された減価償却資産の償却率表
別表第十・平成19年4月1日以後に取得された減価償却資産の償却率、改定償却率及び保証率の表
機械及び装置の耐用年数表(新旧資産区分の対照表)
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