|
■■本書の目次■■
はじめに
◆第1章 交通事故の基礎知識
1【交通事故処理のおもな流れ】
事故から解決まではどう進む?
交通事故被害者は不安でいっぱい/ケガの治療と警察の手続き/保険会社との交渉と法的手続き
2【自賠責保険と任意保険】
交通事故にはどんな保険が適用されるの?(1)
自賠責保険、任意保険とは?/加害者が自賠責保険に加入していなかったら……/
加害者が任意保険に加入していなかったら……
3【健康保険と労災保険】
交通事故にはどんな保険が適用されるの?(2)
健康保険/労災保険
4【症状固定】
治療はいつまで続ければいい?
「治療を打ち切ってください」の意味は?/症状固定により損害額が確定する
5【後遺障害等級の認定(被害者請求と事前認定)】
事故で「障害」が残ってしまったらどうする?
後遺症の程度を分類する「後遺障害等級」/被害者請求の4つのメリット
6【加害者が負う責任の種類】
交通事故ではどんな問題が発生するの?
加害者は3つの責任を負う
7【損害を請求する対象と法的手続きの流れ】
交通事故の被害者は誰を相手にするのか?
被害者は誰を相手にするのか?/損害賠償における解決手段は3つある
8【示談の内容と原則】
示談とはどんな手続きなのか?
互いに譲歩し合うことが原則/示談書を取り交わそう
9【示談交渉の流れ】
示談交渉はどのように進むのか?
示談交渉はいつから始まる?/保険会社の提示金額に同意できるか/
交通事故紛争処理センターでの示談・斡旋/弁護士による交渉
10【調停と訴訟】
裁判はどのように行われるのか?
訴訟はどのように進む?/判決前に和解が成立することも
11【過失相殺】
被害者側の過失で賠償額が変わる?
ほとんどのケースで過失相殺が発生する/過失相殺はどのように決まる?/
実況見分調書を取り寄せよう/医師の指示に従わなかった場合も「過失」になる
◆第2章 損害賠償とはどういうもの?
1【損害賠償の概要】
損害としてどんな項目が請求できるの?
賠償金額は全損害の積み重ね/基準額を知らなければ交渉で不利になる!?
2【積極損害(1)】
治療費
認められるのはあくまで必要な治療費/症状固定後の治療費
3【積極損害(2)】
入通院付添費と入院雑費、将来介護費
近親者の入院付添費は1日6500円/将来介護費と将来雑費
4【積極損害(3)】
通院交通費、自動車改造費
通院交通費/自動車改造費
5【積極損害(4)】
家屋改造費、損害賠償請求関係費など
その他の積極損害
6【消極損害(1)】
休業損害
「働き方」によって異なる休業損害の算定/給与所得者/
会社役員/主婦/個人事業者/失業者/学生、幼児など
7【消極損害(2)】
傷害慰謝料
傷害慰謝料は通院期間によって決まる/通院が長期かつ不規則な場合は?
8【消極損害(3)】
後遺症慰謝料と死亡慰謝料
後遺症慰謝料/死亡慰謝料
9【後遺症逸失利益と死亡逸失利益】
逸失利益とは何か?
後遺症逸失利益/死亡逸失利益
10【物的損害】
壊れた物に対する損害請求
修理か買い替えか/買い替えが必要な場合は/
判例でも見解が分かれている評価損/損害として認められるその他の費用
11 損害賠償はどのように算定する?(重度後遺障害が残った場合)
後遺症が残った16歳男子高校生の場合
12 損害賠償はどのように算定する?(被害者が死亡した場合)
給与所得者が事故で死亡した場合の賠償請求項目/45歳ビジネスマンのケース/
25歳ビジネスマンのケース/35歳OLのケース
◆第3章 慰謝料、これなら増額できる!
事故原因が加害者の悪質な不注意によるケース
1 加害者がお酒を飲んでいた
裁判例(1)名古屋地裁 平成3年8月12日判決→200〜400万円増額
裁判例(2)大阪地裁 平成16年3月29日判決→100〜300万円増額
2 スピードオーバーで衝突された
裁判例(1)仙台地裁 平成5年3月25日判決→200万円増額
裁判例(2)横浜地裁 平成元年4月24日判決→200〜400万円増額
3 加害者が居眠り運転をしていた
裁判例(1)京都地裁 平成13年11月16日判決→100万円増額
裁判例(2)大阪地裁 平成13年7月13日判決→400万円増額
4 加害者が免許を取得していなかった
裁判例(1)大阪地裁 平成14年1月22日判決→63〜78万円増額
裁判例(2)東京地裁 平成13年2月22日判決→500万円増額
5 加害者が信号無視をしていた
裁判例(1)名古屋地裁 平成4年2月7日判決→200万円増額
裁判例(2)名古屋地裁 平成4年1月31日判決→200万円増額
6 加害者に「消極的な殺意」があった
裁判例(1)大阪地裁 平成9年3月18日判決→100万円増額
裁判例(1)東京地裁 平成5年3月26日判決→1200万円増額
7 加害者が脇見運転をしていた
裁判例(1)神戸地裁 平成13年8月10日判決→500万円増額
裁判例(2)神戸地裁 平成15年3月28日判決→300〜500万円増額
◆第4章 慰謝料、これなら増額できる!
加害者側の態度・対応が悪いケース
1 加害者の主張が事実と異なり、不自然である
裁判例(1)横浜地裁 平成12年5月11日判決→800万円増額
裁判例(2)名古屋地裁 平成13年9月21日判決→40万円増額
2 加害者による謝罪がない
裁判例(1)大阪地裁 平成12年8月25日判決→1000万円増額
裁判例(2)仙台地裁 平成10年12月24日判決→200万円増額
3 加害者が証拠を隠そうとした
裁判例(1)大阪地裁 平成9年12月11日判決→130万円増額
裁判例(2)東京地裁八王子支部 平成15年5月8日判決→600〜800万円増額
4 加害者が被害者を救護せずに逃走した
裁判例(1)大阪地裁 平成10年1月27日判決→300万円増額
裁判例(2)東京地裁八王子支部 平成13年8月2日判決→200万円増額
裁判例(3)東京地裁 平成13年8月29日判決→100万円増額
5 加害者から訴えられた
裁判例(1)神戸地裁 平成12年3月30日判決→380〜410万円増額
裁判例(2)神戸地裁 平成12年11月16日判決→1000万円増額
6 加害者が被害者に責任を転嫁した
裁判例(1)東京地裁 平成14年4月18日判決→800〜1000万円増額
裁判例(2)東京地裁 平成16年2月25日判決→800万円増額
◆第5章 慰謝料、これなら増額できる!
被害者側に特別な事情があるケース
1 事故によって中絶することになった
裁判例(1)京都地裁 平成16年7月14日→56万円増額
裁判例(2)大阪地裁 平成6年1月19日判決→50〜60万円増額
2 将来の夢を断念することになった
裁判例(1)東京地裁 平成10年10月9日判決→150万円増額
裁判例(2)横浜地裁 平成5年8月26日判決→60万円増額
3 事故が被害者の家族に大きな影響を与えた
裁判例(1)京都地裁 平成6年8月30日判決→100万円増額
4 事故が原因で婚約が破棄された
裁判例(1)東京地裁 平成10年1月20日判決→680万円増額
5 事故が原因で離婚した
裁判例(1)東京地裁 平成14年4月16日判決→約150万円+300万円増額
6 紛争が長期化した
裁判例(1)東京地裁 平成14年9月26日判決→20万円増額
◆第6章 慰謝料、これなら増額できる!
慰謝料を増額して賠償金額を調整するケース
1 被害者の顔や体の露出面に傷が残った
裁判例(1)東京地裁 平成13年12月18日判決→160万円増額
裁判例(2)大阪地裁 平成11年12月21日判決→420万円増額
2 歯に大きな損害を受けた
裁判例(1)東京地裁 平成16年8月25日判決→150万円増額
裁判例(2)大阪地裁 平成13年8月23日判決→70万円増額
3 生殖機能に障害を負った
裁判例(1)京都地裁 平成12年8月17日判決→50万円増額
裁判例(2)東京地裁八王子支部 平成13年9月27日判決→2196万円増額
4 嗅覚の機能が損なわれた
裁判例(1)東京地裁 平成11年5月25日判決→330万円増額
裁判例(2)東京地裁 平成18年3月2日判決→310万円増額
5 骨盤が変形してしまった
裁判例(1)名古屋地裁 平成15年12月19日判決→310万円増額
裁判例(2)横浜地裁 平成3年10月31日判決→200万円増額
6 将来的に手術を行う可能性がある
裁判例(1)東京地裁 平成6年9月20日判決→250万円増額
裁判例(2)東京地裁 平成11年1月12日判決→130万円増額
◆第7章 慰謝料が増額される事由があったのに増額されなかったケース
1 被害者の提起した問題が慰謝料を増額するほどではなかった
裁判例(1)東京地裁 平成7年12月26日判決→0円増額
2 遺族が示談を拒否した
裁判例(1)東京地裁 昭和61年5月30日判決→50万円減額
3 被害者に大きな落ち度があった
裁判例(1)大阪地裁 平成4年2月24日判決→200万円減額
4 被害者も飲酒運転をしていた 加害者が自首した
裁判例(1)大阪地裁 平成5年9月27日判決→0円増額
◆付録
●後遺障害別等級表・労働能力喪失率
●賃金センサスによる平均給与額一覧
●就労可能年数とライプニッツ係数表
●平均余命年数とライプニッツ係数表
コラム(1)慰謝料はブラックボックスではない
コラム(2)賠償金は税金の対象となる?
コラム(3)刑事裁判で無罪なのに民事裁判で損害賠償の支払い命令?
|