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これ1冊で
LLP・LLCがつくれる本

編者:有限責任事業組合
   LLP・LLC起業活用センター
著者:山田順一朗・光嶋 卓也

1,575円

A5判

ISBN4-86063-126-9

【担当編集者のコメント】
 LLP、LLCという制度ができたとき、なんてすばらしい制度なのだろうと、素人ながらに思いました。そこで、このテーマの本をつくればたくさんの方のお役に立つのではないかと企画書を書きました。ところが、著者を探し始めても新しい制度だけに書ける方がいませんでした。あきらめかけたときに、実際にLLPを立ち上げた山田先生、光嶋先生に出会うことができたのです。そこで、他書とは違い、経験者の視点からLLP、LLCについて解説していただくようお願いしました。また、セミナーや個別面談コンサルティングなどで出た質問のうち特に関心の高かったものをQ&Aで解説していただいたり、新制度活用の事案を紹介していただくなど、この制度を利用するうえで大変役立つ内容となっています。
 ぜひ本書を読んで、LLP、LLCを賢く利用してください。

【著者のコメント】
  平成「LLP」「LLC」は、今まで日本になかったまったく新しい事業体制度です。外部に対しては有限責任性を確保し、内部に対しては組合的規律の下に共同事業を行う個性的な組織体として起業を行う、またはプロジェクトの事業化を行う際の新しい“器”としてラインナップに加わりました。これから、これらがどのように活用されていくのか、とても興味深く、また書く方面からも注目されています。当センター自体もLLP法施行日である八月一日に、第一陣として登記申請を済ませたれっきとした「有限責任事業組合」ことLLPです。LLPやLLCを含めた事業体選択にお悩みの方々のご相談を受ける中で「実際にLLPを使ってみてどうですか?」とのご質問を受けることがしばしばありますが、私はいつもこう答えています。「事業プランごとに組織をオーダーメイドできる柔軟な制度ですから、合わないはずがありません。とても良い着心地です。思い悩む前にあなたのLLPを作ってみればいいんですよ。手軽に、早く、安く作れる制度がせっかくできたのですから」と。
 この本が、新ビジネスの最初の一歩を踏み出すのに、新しい制度を活用する皆様の参考になれば幸いです。

【著者はこんな人】
●山田 順一朗(やまだ・じゅんいちろう)
 有限責任事業組合LLP・LLC起業活用センター理事・社会保険労務士・行政書士
 1968年生まれ。山田総合法務事務所代表。会社設立・就業規則の専門家として150社超の企業の指導にあたる。2005年8月1日第一陣でLLP登記申請を行い、全国12支部を擁する専門資格者組織「有限責任事業組合LLP・LLC起業活用センター」を設立。専門誌への寄稿のほか、セミナー講師としても活躍。
 著書に『一番やさしく総務・労務・経理の仕事がわかる』(執筆協力・西東社)など。

●光嶋 卓也(こうしま・たくや)
 有限責任事業組合LLP・LLC起業活用センター理事・社会保険労務士・行政書士
 1967年生まれ。自らの事務所である光嶋法務・経営コンサルティング事務所では、民法、商法などの実体法から訴訟法、登記法、各業法などの手続法まで多種多様な法令の知識、経験を活かし、一般的な行政書士、社労士が手掛けない業務にも対応する。同センターの立ち上げにも携わり、専門誌への寄稿、セミナー講師としても活躍。月刊『ビジネスガイド別冊 SR』(日本法令)等、執筆多数。

●有限責任事業組合LLP・LLC起業活用センター
 LLP・LLC・株式会社・その他組織体での新事業立ち上げと運営をサポートする専門家集団で、平成16年より活動を開始し、LLP法施行と同時に第一陣でLLP登記を行っている。メンバーには、公認会計士・弁護士・司法書士・行政書士・税理士・社会保険労務士・1級DCプランナー・ファイナンシャルプランナーを擁し、事業体設立、セミナー開催、講演講師派遣、専門誌寄稿など幅広いワンストップサービスを提供している。東京本部のほか、全国に12支部を展開。

東京本部 TEL 03-3511-8661
メールアドレス info@llp-japan.com
ホームページ http://www.llp-japan.com/

■■本書のもくじ■■

はじめに

◆Part 1 LLP・LLCってどんなもの?

1 新しい会社制度のLLP・LLC
   新しい会社制度日本版LLP・LLCの創設/規制の多い株式会社制度

2 どうしてLLP・LLCの制度が作られたのか
   新しい産業の台頭による産業構造の変化

3 今までの「会社」制度とどこが違うの?
   所有と経営の関係/税務上の取扱いの違い

4 LLPとLLCの共通点と相違点
   LLPとLLCの三つの共通点/LLPとLLCの四つの相違点

 

 

◆Part 2 LLPはこんな制度

1 LLPの原型は民法組合
   民法組合の弱点を克服

2 LLPの特徴1 有限責任性とは何か
   LLPの三つの特徴/有限責任は出資者=組合員にとって大きなメリット

3 LLPの特徴2 内部自治原則とは何か
   組織設計が自由にできる/自由な利益分配が可能

4 LLPの特徴3 構成員課税(パススルー課税)制度とは何か
   法人税がいらない?

5 LLPはルール作りが重要
   組合契約書の取決めが業務執行のベースとなる/全組合員で業務執行を行う/全組合員の同意が必要なこと/組合業務の委任が可能/外部への損害賠償責任

6 債権者の権利を保護するためのルールもある
   LLP法における債権者保護制度

7 LLP組合員間の“儲け”や“損”の分け方
   利益の分配/損失の分配

8 LLPでも取引先と普通に契約できるの?
   LLPと法人格/肩書付き組合員名での契約締結が可能/許認可事業を行うには/LLPの金融機関口座の開設・融資/補助金などは受けられるのか

9 LLPの財産は誰のものか
   組合員全員の“合有”/LLPの不動産登記、知的財産権登録

10 LLPでは人を雇えるの?
   LLPの従業員

11 LLPの従業員は社会保険・労働保険に入れるの?
   LLPも各保険制度の適用事業所となる/健康保険・厚生年金保険/労災保険・雇用保険

12 LLPの組織作りは自由自在!
   LLPへの出資/LLPの組合契約書/組合員の新規加入/組合員の脱退/LLPの組織構成は自由/LLPは組織変更ができない

13 LLPを解散するとき
   LLPの解散理由/LLPの清算

 


◆Part 3 LLPの立ち上げ手続きはこんなに簡単!

1 LLPの設立手続きはどうすればいいの?
   LLPの設立手続きの流れ

2 「組合契約書」はとっても大事
   「組合契約書」はLLPの根幹

3 立ち上げの登記申請には、どんな書類が必要なの?
   登記申請に必要な書類は一つではない/登記申請書の記入上の注意点/出資払込証明書の記入上の注意点

4 登記を終えたら届出が必要
   税務関連の届出/社会保険関連の届出

●コラム1 LLP・LLC制度は海外で大活躍!

 

 

◆Part 4 LLCはこんな制度

1 LLCの三つの特徴
   LLCの成立/LLCの三つの特徴は「有限責任性」「内部自治原則」「共同事業性」/LLCでは構成員課税制度が認められない

2 LLCを構成する人たち
   LLCの出資者=社員/業務執行社員とは/代表社員とは/LLCの労働契約と社会保険・労働保険

3 LLCもルール作りが必要
   定款での取決めが業務執行のベースとなる/業務執行社員の損害賠償責任/LLCの会計/債権者の計算書類閲覧・謄写請求権/LLCの財産

4 LLC社員間の“儲け”の分け方
   利益の分配/欠損の取扱い/持分の譲渡

5 LLCは株式会社などに組織変更できる?
   LLCは持分会社である/持分会社の種類の変更/組織変更

6 LLCの組織作りはとっても自由!
   出資は登記するまでに完了することが必要/自由な組織構成/社員の入社/社員の退社/持分の払戻し/退職に伴う持分の払戻し

7 LLCを解散するとき
   LLCの法定解散事由/LLCの解散命令

 

◆Part 5 LLCの立ち上げ手続きはとってもシンプル!

1 LLCの設立手続きはどうすればいいの?
   LLCの設立手続きの流れ

2 LLCの設立は定款策定から始まる
   LLCにおける定款策定の重要性

3 LLCの登記はどうやって行うのか
   LLCの登記事項/LLCの登記手続きに関する詳細は未確定

●コラム2 「会社法」成立!

 

 

◆Part 6 LLP・LLCに関するQ&A 20

Q1 組合員の資格について
   誰でもLLPの組合員になれるの?

Q2 設立にかかる費用について
   会社とLLP、どちらが安く作れるか?

Q3 有限責任の意味について
   LLPの借金は誰が返すのか?

Q4 有限責任の限界
   組合員の借金はどこまで追及できる?

Q5 全員参加の原則について
   日常業務は誰が行うのか?

Q6 柔軟な損益分配について
   出資は一%で取り分は五〇%……、こんなことできるの?

Q7 契約主体性について
   LLPが契約をする場合の契約書はどうなるの?

Q8 雇用契約について
   LLPは従業員を雇えるの?

Q9 労働・社会保険の取扱い
   LLPの組合員や従業員は社会保険に入れるの?

Q10 内部関係と第三者対抗要件
   組織の代表を決めることはできるの?

Q11 金融機関との取引の入り口
   銀行の口座名義はどうなるの?

Q12 共有と合有
   LLPの財産は誰のものなの?

Q13 組合員の個性に基づく組織
   組合契約書の変更って簡単にできるの?

Q14 立ち上げにあたっての助成金など
   LLPは、助成金や補助金をもらえるの?

Q15 組合員の加入・脱退
   LLPの組合員になったり、やめたりするのは簡単なの?

Q16 LLPとLLCの根本的な差
   許認可業に使う場合にはどんな注意が必要なの?

Q17 所有と経営の分離について
   LLCは誰の持ち物なの?

Q18 LLCの業務執行について
   LLCではお金を出すだけの人は認められるの?

Q19 労働法に縛られない組織
   役員のほうが従業員よりも多い会社?

Q20 時代に合った組織選び
   LLPとLLC、そして株式会社。どれがいちばんお得なの?

 

 

◆Part 7 LLP・LLCはこうやって活用しよう 〜活用事案〜

活用事案その1 A大学教授とB株式会社の場合
        産学連携で新薬の共同開発!

活用事案その2 株式会社A・B・Cの新OS共同開発の場合
        非営利体質の施設を共同出資機関として活用!

活用事案その3 お祭りで観光客を誘致する“お祭りLLP”
        LLPを使って農業、地域を活性化!

活用事案その4 大企業B社と中小企業E社の場合
        スピンオフで技術伝承!

活用事案その5 一族経営会社の企業防衛策
        MBOとLLCで老舗を守る!

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